昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

迷子『プリンタニア・ニッポン』その10(4巻感想6)

52話では佐藤が
案内人(ガイド)と
しての初仕事。

すあま&そらまめも一緒。

スクール管理区域の
入館証は

「不審な行動を
検知した場合
強制退館です」

監視システムつき
首輪……!!!

佐藤と面会したのは
「矢浦27」くん。

小学校高学年くらいの
男の子。

第一声は

矢浦「プリンタニア!!」

爆音で一気にまくしたて
早々に別室に隔離されます。

矢浦くんのコンサルは
「ひとつの事にはまり
込むと

周りが見えなく
なりがちでして」と
弁解。

※コンサル=個人につく
生活を管理する
コンピューター。

(友人の塩野が似た
タイプなので)
自分が選ばれた事情を
察する佐藤。

矢浦くんは
プリンタニアに
触りたいと言いますが

佐藤「駄目ぇ」

驚く矢浦くんに
すあまは大きな声や
激しい動きが苦手だと
説明。

佐藤「……気を付けるって
約束してもらえる?」

矢浦「約束……したい!」

「けど……何かあると
走ったりしちゃって
コンサルにも何度も

言われてるけど
まだ治せてないから……」

(塩野も衝動的に
動く性格ですが)

障害の診断がつきそうな
子は初登場です。

佐藤は矢浦くんを
信用すると言って
すあまを抱かせて
くれます。

続く53話では
矢浦くんと佐藤が
プリンタニア施設を
訪れる話。

大量のプリンタニアを
前に目を輝かせる
矢浦くんに

佐藤「コンサル」

衝動的に駆け寄ろうと
する矢浦くんを、

その一言で
背後から抱きついて

止めるコンサルは
手慣れている……。

塩野も案内人
(ガイド)を始めた
ことがさりげなく
会話に出てきます。

矢浦くんの質問には
瀬田さん&遠野さんが
答えてくれますが

プリンタニアの
生態はまだ未知な
部分が多く

好きな食べ物、
嫌いな場所などの
簡単な質問でも

色々個体差がある、
としか言えません。

矢浦「なんか
ふわっとしてる!」

もやもやが増えて
しまう結果に。

しかし帰り道に
向井さんがもなかを
連れて歩いてるのを
見て……。

矢浦「色々……
色々いるんだね……!!」

(もなかは毛のある
巨大プリンタニアという
レア中のレア)

多様性の化身を前に
納得した矢浦くんでした。

続きはまた後日。