昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

迷子『プリンタニア・ニッポン』その2(考察)

念のためあらすじ:

生体プリンターのエラーにより
誕生した、もちもちすべすべの
謎生物「プリンタニア」と、

主人公佐藤46との
ほのぼの日常もの。

作中ではぼかされているものの
見え隠れする設定が不穏で

「快適なディストピア
っぽいんですよね……。

というわけで作中での便利な
点と不審な点を挙げてみます。

利点:一人一人にコンサルと
いうコンピューターがついていて

睡眠時間や栄養、休日の過ごし方、
生活に伴う雑務などをサポート
してくれる。

佐藤のコンサルは肝心な
報連相が抜けてたり、

友人・塩野のコンサルは
妙に過保護で一緒に謝りに
来たりと疑似親のような
印象です。

不審な点1:親がいない?

佐藤、塩野ともコンサルは彼らが
子供時代からの付き合いの
ようですが、保護者の気配が
ありません。

だからこそのコンサル制度なのかも。

不審な点2:女性がいない?

道行くモブキャラ、イベントなど
大勢の人が集まった時ですら
男ばかり。

会話の中でも、女性や恋愛に
関することは出てきません。

(おそらく男女別々に
分けられて生活してると推測)

不審な点3:友人制度

塩野と佐藤は幼馴染み……と
いうか「割り当てられ、
登録された友人関係」

仲良しなので問題ないですが
瀬田さんが「登録申請」したり、
交友関係が管理されている……。

不審な点4:職業とレベル

この世界では子供の頃の学校の
成績で職業が振り分けられてる
ようです。

成績が良くなかった瀬田さんは
「開拓地」に送られ、
危険な作業に就いていました。

不審な点5:評価とポイントとは?

瀬田さんのように「評価」が
上がれば一気に生活がレベルアップ
できる反面、

評価が下落すると居住区変更、
職業上の資格、コンサルも
奪われるとか……。

不審な点6:評議会とは何者?

プリンタニアを作った博士が
「大きな猫」に怒られたと
言ってますし

猫の姿をした「評議会」が
世界を管理してるようです。

続きはまたそのうちに。

他にも謎の人物「ハリス」、
開拓地にいる「残兵」とは
何か?色々気になります。

舞台は実は日本らしい……。