第8巻、本日発売です!!
詳細はボカしますが
ネタバレにご注意
ください。
前巻までのあらすじ:
京から戻った時行たちは、
遂に諏訪頼重と共に
鎌倉奪還に向けて挙兵する。
敵方の諜報員・天狗も
監視する緊迫した状況の中、
時行は鎧の重さに
困っていた……。
10才だもの仕方ない!
8巻冒頭の62話では
なんとか改良しますが
時行(表向きは長寿丸)に
つけられた直属の兵たちは
全然やる気なし。
頼重「全員もれなく
鼻ほじってる!」
北条の残党なので、
挙兵自体は大歓迎でも
無名の稚児を将と仰ぐのは
不満なのを表現しています。
友好的でない相手の心を
主人公の言動で動かし、
味方に変えるというのは
物語の王道。
相手の最初の態度が悪いほど
カタルシスは大きい
ものです。
彼らの不満を言葉の説明でなく、
ギャグの絵面で見せてるのが
また素晴らしい。
鎧武者が全員鼻ほじってる
絵ってシュールだ……。
鎧が重すぎるので
脱がせてほしいと
頼重に訴える時行。
時行「全部脱ぎ捨てて……
気持ちよく逃げたいんです!」
モブ「あれが噂の全裸逃亡
ド変態稚児か」
尾ひれがひどい……!!
雫が作らせた、軽量の
逃げ特化鎧を纏った
時行の表情が可愛い。
やる気のない兵たちも
時行が変ったことに
気付きます。
その頃、頼重の軍の動きを
読んだ瘴奸が別働隊を
率いて潜んでいました。
それを討つために時行が
立てた作戦は……。
三浦「本気でやる気か
こんな自殺行為!」
時行「うわぁ……
髙いなぁ……怖いなぁ……」
三浦「何で興奮してんだ
このガキ!」
まだ鼻ほじってる……。
詳細はあえて書きませんが
無茶にもほどがある……。
ヒント:御柱祭
諏訪の人の話は本当か……?
第63話では逃げる瘴奸を
追って、時行と吹雪が
洞窟に入ります。
瘴奸「別に逃げたわけではない
少し聞きたいことがあってな」
敵味方の将がサシで話すには
こんな形を取るのが最善ですが
(斬りかかってきたから)
時行「じゃあ何で
一回刺したの!?」
瘴奸「死んだらそれはそれで」
一回ギャグを挟むのもお約束……。
続きます。