昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『超獣機神ダンクーガ』その17(16話感想その2)

敵のもとから逃れる忍と沙羅。

しかしシャピロは更に
包囲網を狭めはじめる……。

沙羅「あなた映画の知識ある?」

西部劇なら敵に囲まれても
必ず騎兵隊が助けに来ると
軽口を叩く沙羅。

さっきまでシャピロに
殺されかけたと思って

落ち込んでたのを
持ち直したのは

彼女なりの虚勢と、
亮が白馬に乗ってる
演出のためでしょう。

雅人は今回見せ場らしい
見せ場はありませんが

雅人「亮センパイ、
早く帰って来てくれよ!」

心配で落ち着かない
シーンが可愛い。

珍しくセンパイ呼び
してるし……。

輸送チームのもとに
辿り着いた亮は、エネルギーの
カプセルを積んで戻ろうとします。

その際、輸送チームキャプテン
ゲラールが亮にかけた言葉が、
彼を変えることになります。

「俺はおまえさんを一番
髙く買ってるんだ」

(CV:玄田哲章さん)

ゲラールは部下のクリスに
後を託すと、亮から敵の目を
逸らすために囮になります。

現場からの叩き上げの通称
「兄貴」が、士官学校出の
若造にアドバイスして散る……
ベタですが熱き王道です。

男の「一世一代の晴れ舞台」
確かに見届けた……!!!
ってなるシーンです。

忍と沙羅が死を覚悟した
その時、亮と雅人が
助けに来ます。

亮「ゲラールキャップが
戦死した!グズな俺たちを
助けるために……!」

衝撃を受ける三人。

ここでもう一度合体を
試みる忍。

沙羅と雅人は反対しますが
亮が忍に従おうと言います。

かくして合体は成功、
敵を蹴散らします。

直後、シャピロの命令を
無視して出撃したデスガイヤーも
撃破するのでした。

(でも脱出はしてる)

亮は5話の初出撃の際、
「マニュアルなんて
見ない方がスリルがある」
(意訳)と言ってましたが

今回、どの配線を切れば
いいかわかってたので

アレは「初見でもどんな
マシンでも乗りこなせる」という
自信の表れだったのでしょう。

その自信は我の強さとなって
忍に何かと突っかかる
形で出てましたが

この回以降、忍を
サポートするように
なります。

亮が忍に従うなら、
沙羅と雅人も自然と
そうなるわけで

ゲラールの見立ては
正しかったということです。

続きはまたそのうちに。