昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

松井優征『逃げ上手の若君』その9(6巻感想)

第6巻、発売中です!

記念に語ります。

詳細はボカしますが
ネタバレにはご注意
ください。

前巻からのあらすじ:

極悪麻呂こと国司・清原信濃守に
諏訪神党の郎党たちが攻められ、
時行たち一行が助けに行きます。

領地は大きく奪われるも、
諏訪神党の主だった人々は
無事生き延び、団結を深めます。

と、ナレーションで語られつつも
温度差はあるとギャグで
落とされます。

保科郎党「「次こそ奴らを
ぶち殺しましょう!!」」

四宮さん「あ ああ……」

戦いは終わったのに
暑苦しい連中だ……。

諏訪大社に戻った時行は、
頼重が無事を祈って
禊をしていたと聞いて
感謝しますが……

温泉で酒とつまみを傍らに
くつろぐ頼重の姿が!

湯に浮かんでるアヒル
木彫りがまた腹立つわー!

一旦和んだところで、
時行を敵視する頼重の孫・
頼継(よりつぐ)が登場。

時行に嫌がらせしながら
頼重や父・時継の前では
いい子を演じます。

頼継のイメージの中の
時行が、昔のマガジン系の
ヤンキーみたいと思ったら
更に酷いことに。

時行「子供の嘘だと
わかりますよね
さっきの」

孫も子もいるおっさん二人が
10才児に正座で説教
されている……。

幼い子に諏訪大社を背負わせる
罪悪感からひけ目を感じていたと
謝られ、ついでに

「頼継との勝負 なんか
上手いこと上手にやって

本音を吐ける友達に
なってやって
くださいませ!」

時行「無責任な親子!」

頼継との勝負は鬼ごっこ

しかし一対一ではなく、
諏訪大社の人々を
神罰で脅して時行を
妨害します。

少し懲らしめた方が
いいと思った時行は……。

詳細は言いませんが、
時行はいい子だなぁ。
(発情顔から目をそらしながら)

祖父から構ってもらえなく
なって寂しかったと
頼継が泣きながら
本音を打ち明けます。

しかしキレイに終わらないのが
松井作品。

本当に酷いオチだな!!(大絶賛)

作者は頼継の変顔や
クソガキっぷりを楽しんで
描いてるそうです。

もし頼継が美少年だったら
今頃薄い本が大量生産されて
そうだから、そっちの
方向で正しいのかも。

折角だから続きます。