昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

松井優征『逃げ上手の若君』その14(8巻感想続き)

瘴奸の回想シーンで
楠木正成が登場。

(瘴奸にとっては命の
恩人であり、尊敬する相手。
時行にとっても師匠格)

瘴奸の本名を読み違えたことを
いい感じにごまかした……!

って読者にツッコませておいての

瘴奸の本名名乗りが昔の
武士の姿になってるのが
実に心憎い……!!

(というわけでここからは
本名の将監で)

平野将監入道VS時行・吹雪

時行が以前から特訓していた
戦法ですが、

相手を信じきってないと
とても取れない上に
時行以外は実現不可です。

平野将監、初登場時とは
別人のような立派な
武士としての最期でした
(合掌)

詳細は言いません、
ぜひ読んで確かめて
ください……!!

将監は万が一を考え、
主君の目玉おじさんこと
小笠原貞宗に遺言を託して
いました。

(明朝までに伝令が
来なかった場合は
この袋を開けて欲しいと
前もって伝えている)

作戦は失敗したこと、
次の策の提案の後に
生き残った郎党のことを
頼んでから、

最後に個人的要件=別れを告げて
いるのがまた泣かせます。

貞宗「世渡りを教える
前に死におって」

たった二コマで彼の死を
惜しんでるのが伝わるのが
いい……。

第64話では戦場に残った
弧次郎・亜也子が大人
顔負けの大活躍で

やる気のない武士たちにも
火が付き始めます。

将監の首を獲って戻って来た
時行を前に

三浦「素性などどうでもいい
大事な戦をお前と戦うのに
もう何の迷いもない!」

「お前が我々の心の鼻の穴を
埋めてくれた!」

三浦殿は今後も鼻の穴キャラで
いくのか……?

その頃、地獄耳おじさんこと
市河さんも保科党と戦闘中。

そこに諏訪神党
時行一行も合流。

地獄耳おじさんもやって
来て、遂に決戦です。

時行「速戦で倒す
勝算はあるのですか?」

頼重「何せ私……
神様でございますから」

第66話では伊達に生き神、
軍神と呼ばれていないことを
実力で証明します。

盛高「さらに波状攻撃だ!」

時行「解説してないで
護ったら!?」

諏訪盛高さんは解説が
アイデンティティ
人だから……。

頼重の曲がった刀、
伊黒さんの日輪刀みたい。

続きはまた後日。