昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

中村充志『AGRAVITY BOYS』その1

第一巻、本日発売です!!

『AGRAVITY BOYS』(アグラビティ
ボーイズ 20~)は、西暦2119年、
移住可能な惑星を発見するため地球から
飛び立った4人の宇宙飛行士たちが
地球型惑星「α・ジャンブロー」で
様々なトラブルに巻き込まれる
汚い彼方のアストラSFギャグマンガ

略称は「アグラビ」(公式推奨)

下ネタ多めで男ばかりのドタバタギャグ、
大真面目にバカなことをやる残念イケメン、

畳みかけるようなボケツッコミの会話の
絶妙さと言うと『銀魂』好きと相性いいかも。

第一話はα・ジャンブローに
到着するところから始まります。

喜びもつかの間、4人の会話から
彼らの出発後に核戦争が起き、
「どうやら地球が滅びた」ことが
明かされます。

とはいえ情報は司令部からの通信のみ
なので、確信は持てずにいます。

ゲラルト「まぁでも どうせ俺たちが
地球最後の4人だし 
調査とか適当でいっか!」

男ばかりではどのみち滅亡確定だと
ゲラルトが本音をぶっちゃけていると

突然フードマント姿の
自称「高次元存在」が登場、

「一人だけ性別を逆転させる薬」
というチートアイテムをくれます。

チームに動揺が走る中、女顔の美少年
クリスが「まずは生活基盤を安定させて
から考えよう」と常識的な発言。

一旦は納得した3人でしたが、
何とかクリスを女にしようと
ボケ画策をはじめ……。

比較的普通の男子のサガ、

頼もしい力持ちの淫獣
バズラギ(通称ババ)

地球最高の頭脳の称号を台無しにする
残念イケメン、ゲラルト

サガ→ババ→ゲラルトでボケを
三つ重ねてくるからずるい。

しかも醜い争いをしているようでいて、
キャラの性格やスペックを読者に
伝えているのも素晴らしい。

散々3人がバカをやった後は
ツッコミ役のクリスのお陰で
なんとかいい感じにまとまります。

高次さんの目的は「愚かな人類が
慌てふためく姿を楽しむ」ため。

彼の渡すチートアイテムが毎回発端に
なるかと思ってたら、4人だけでも
十分に愉快なドタバタが起きます。

 続きます。

AGRAVITY BOYS 1 (ジャンプコミックス)

AGRAVITY BOYS 1 (ジャンプコミックス)

  • 作者:中村 充志
  • 発売日: 2020/04/03
  • メディア: コミック