昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

中村充志『AGRAVITY BOYS』その7(7巻感想)

遂に7巻で完結……!!

ネタバレに触れないわけには
いかないのでご注意ください。

ネタバレ:地球は救われた。
あと下ネタが大爆発。

最終巻に相応しい壮大な
スケールでしたね。

本巻ではあるきっかけから
グリスロウが「能力」に覚醒。

皆もそれに続き、その理論を
ゲラルトが応用して地球も
救った……。

こう書くとカッコいいん
だけどな(白目)

7巻はおちんちんという
言葉がゲシュタルト崩壊
起こしそうなほど連呼されます。

まぁ第一話からおちんちん
相対性理論とか言ってたけども。

ようやくクリスが男と知って

グリスロウ「クリ……ク……
クリスには……やっぱり……
ついているのか……?
おちんちん……」

グリスロウの絶望の表情と
見下ろすヴォルクの憐みの
顔の絶妙さがすごい。

迫真なだけにバカバカしさが
際立ちます。

その後グリスロウは失踪。

サガ「一体どうして……!!」

ヴォルク「おちんちんが……
ついてるからって……」

サガ「今更!?」

いや自分にじゃなくて……
このやり取り面白すぎる。

行き倒れたグリスロウは
自分の精神世界の中の
擬人化おちんちんと対話。

おちんちんの属性だの
神殿オーチントピアだの

カオスすぎる設定に
ひたすらツッコミ続ける
グリスロウ……。

「あらゆる人種・宗教・
性別・格差を超えて……

みんなが笑い合えるのは
おちんちんとうんこ
だけなんだ……」

何をイイ感じに言ってんだ!!
(否定できないドリフ世代)

現実世界に戻っても
得た能力は使用可で
惑星開拓が捗ります。

グリスロウがおちんちん魔法を
披露してる時の北方チーム、

すごく嬉しそうなルオ、
律儀にツッコむヴォルクの
間のアールシュが何とも
言えない顔をしている……。

しかし惑星を喰らう生物が
出現、グリスロウだけでなく
皆が能力に目覚めて
協力しますが……。

 最後はサガが少年マンガ
主人公っぽく決めます。

とりあえずハッピーエンド、
彼らの冒険は続く!という
終わりですが、もっと見たかった
なぁ……。

中村先生、ありがとうございました!
次回作も楽しみにしています!!