昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

マンガ複数語り

昭和の忍者マンガ(80年代前半)

80年代前半、ショー・コスギの忍者映画のヒットもあって、忍者マンガやアニメを目にすることが増えました。 ※それ以前もあるけどここでは触れません。 『忍者ハットリくん』(原作は64年~ アニメ化81年~) 亜月裕『伊賀野カバ丸』(原作は79年~ …

マンガの小道具の変遷3 記録媒体

スパイ映画の影響なのか、昭和のマンガではマイクロフィルム争奪戦のエピソードがやたら多かった気がします。 だいたい追われてる人が意外なところに隠したため、ドタバタ劇が行われるパターン。 しかも持ってる側は、知らずに騒動に巻き込まれたりします。 …

マンガの小道具の変遷2 麻薬(80年代~)

80年代に「覚せい剤やめますか、それとも人間やめますか」という怖いCMがありました。 そんなCMがお茶の間に流れていたということは覚醒剤が深刻な社会問題だったのでしょう。 81年連載開始の『ブラックエンジェルズ』では覚醒剤の怖さをこれでもか…

マンガの小道具の変遷2 麻薬(戦後~70年代)

麻薬絡みの話は漫画の中で山ほどありますが、どの麻薬を使用するかは時代によって移り変わります。 覚醒剤は実は昭和25年にはじめて劇薬指定、翌年に「覚醒剤取締法」ができたので、それ以前は合法でした。 そのため手に入れやすく、『はだしのゲン』でも…

マンガの小道具の変遷1 鉛筆からシャーペンへ

当時は何気なく使われているものでも、今見ると実に時代を感じさせるマンガの中の小道具を語ろうと思います。 『エースをねらえ!』1巻でひろみと藤堂先輩がぶつかった拍子に双方のカバンの中身が散乱、 ひろみの筆箱に藤堂先輩の鉛筆が混ざって届けに行く…

アトランティスの不思議アイテム

ムーの話をしたら、アトランティスも語らなくては(使命感) ・カイザーナックル(『リングにかけろ』)・7つの秘宝(『キャプテンキッド』)・オリハルコン(『海のトリトン』)・ブルーウォーター(『ふしぎの海のナディア』) 『リングにかけろ』では東…

竜宮城はムー帝国……?

東映特撮YOU TUBE オフィシャルで現在公開中の『超電子バイオマン』(84年)17話では 敵ボスのドクターマンが「浦島太郎はユートピアへ行ったに違いない。浦島太郎の子孫を探せ!」と、実に乱暴な命令を出します。 見つかった浦島さんちの子供がさらわれ…

昭和のマンガ表現あるある10 無茶な特訓

『巨人の星』の大リーグボール養成ギブスとか、 おやっさんがクレーンの鉄球ぶつけてくるという仮面ライダーの特訓は有名ですが、 少女漫画カテゴリの『ガラスの仮面』でもマヤが人形役を演じる際、人形は動かないからと竹のギブスで全身覆われたり、 狼少女…

昭和の漫画あるある9 未成年の飲酒喫煙に寛容

時代的に緩いのもあって、未成年の喫煙・飲酒シーンは珍しくありませんでした。 不良キャラは勿論、ちょっと不真面目くらいのキャラでもやってましたね。 『有閑倶楽部』では酒やタバコ(いけない本やお菓子もなどもあったらしい)が見つかり、メンバーが停…

昭和の漫画表現あるある8 とりあえず殴る

今でもケンカばかりしてる漫画は多いですが、族もの、ヤンキーものというジャンルではなく 普通の少女漫画やアニメでも殴り合いのケンカシーンは珍しくありませんでした。 『あいつがHERO!』でもしょっちゅう竜が殴りかかってますし、 『やじきた学園道…

昭和の漫画表現あるある7 気軽に罵倒される

昭和の漫画では、ヒロインの体型や子供っぽさについて気軽にひどいことを言われていました。 『あいつがHERO!』のお京さんが若菜に対して「チビガキチンクシャ ナインペタンのネンネ」 『はいからさんが通る』では、主題歌の2番が「ガッカリするほどペ…

昭和の漫画表現あるある6補足 星型以外のアザ・しるし

『アストロ球団』ではボール型のアザ、 高階良子『タランチュラのくちづけ』だと、タランチュラ一族の女王となる蘭の胸に、毒蜘蛛の形のアザ。 『悪魔の花嫁』では輪廻転生をデイモスが美奈子に見せるために手にドクロのアザのある少女が登場、 特殊セメント…

昭和の漫画表現あるある6 星型のアザ・しるし

70~80年代の漫画には、星型のアザやしるしを持つキャラが多数いました。 星型のアザで一番有名なのは『JOJO』シリーズのジョースター一族の証でしょう。 池野恋『ときめきトゥナイト』では魔界の王子の証として、 松本洋子『黒の輪舞(ロンド)』に…