80年代前半、ショー・コスギの忍者映画の
ヒットもあって、忍者マンガやアニメを
目にすることが増えました。
※それ以前もあるけどここでは触れません。
『忍者ハットリくん』(原作は64年~
アニメ化81年~)
亜月裕『伊賀野カバ丸』(原作は79年~
アニメ化・映画化83年)
細野不二彦『さすがの猿飛』(原作は80年~
アニメ化82年~)
島本和彦『風の戦士ダン』(82年~)
車田正美『風魔の小次郎』(82年~)
樹原ちさと『かん忍!茜』(83年~)
楠桂『妖魔』(85年~)
黒岩よしひろ『サスケ忍伝』(86年)
『妖魔』『風の戦士ダン』は毛色が違いますが
だいたい、一般の学校や家庭に忍者が現れて、
常識離れした力や言動で騒動を巻き起こす
パターンが多いですね。
『さすがの猿飛』は忍術学園といって
生徒全員が忍者だったり、
一人で転校してくることが多いのに
『かん忍!茜』は忍者親子+忍犬だったりと
それぞれに独自設定があります。
『風魔の小次郎』だって序盤には
かなりコミカルな場面もありましたが
1巻後半からいつものジャンプらしい
バトルものになっていきます。
『サスケ忍伝』はサスケとヒロインが忍者です。
当時おニャン子クラブが人気だったので
「美琴忍法 恋のロープをほどかないで」
なんて技がありましたね。
忍者モノカテゴリーに入らなくても
『やじきた学園道中記』の小鉄や狭霧、
『お父さんは心配性』の安井さんなど、忍者キャラが
いるマンガまで数に入れたらキリがないほどです。
(安井さんの忍者設定はその後忘れられましたが)
ところで『伊賀野カバ丸』実写映画版のパッケージ、
バラを口にくわえたストレートロン毛に紫アイシャドウの
若き真田広之がなんとも感慨深いです。
以降しばらく忍者モノ語りです。