※髪のセットやヘアカラーが前提の
作品やキャラについて語ります。
「生まれつき」逆立ってたり
ピンクや緑の髪色なんかは除外します。
80~90年代のビジュアル系バンド
全盛期には、セットのたびに整髪スプレーを
一本空にするような髪型が流行ってました。
X-JAPANとかBUCK-TICKとか
メイクも含めて強烈でしたね。
地毛なのかウィッグなのかはともかく、
派手に誇張した頭がすごく時代を
感じます。
『サイバーフォ―ミュラ』の加賀さんの
髪型も派手ですが、ハイネルさんも
なんであんなに逆立ててるんだろう……。
『JOJO』第三部のポルナレフの
てっぺんに何か置けそうな頭、
『今日から俺は!』伊藤くんの
ウニみたいなとんがり頭なんかは
その名残りです。
実写ドラマ版でも再現されてましたね。
モヒカンも結構手間のかかる髪型なので
核戦争後の『北斗の拳』でどうやって
固めてるんだ……?というのは
当時からツッ込まれたものです。
『幽白』桑原くんのリーゼントはそこまで
派手ではありませんが、もっと盛った頭の
ヤンキーキャラはいくらでもいました。
しかしフロンガスで地球の大気が壊れる説や、
バブル崩壊などが原因で強烈に自己主張する余裕も
なくなったのか、髪型も普通になってきます。
リアルだと長年やってると髪と頭皮への
負担が大変なことになるでしょうし……。
また、バンド=カッコいいの図式があったので
主人公やヒロインがバンド関係者という作品は
当時も(今も)沢山ありました。
OVA『GOD BLESS DANCOUGA』でも忍が冒頭
ライブハウスで歌うシーンがあります。
前髪に一部だけメッシュなのも昭和らしい……。
一部だけ色の違う前髪というと沙羅も
そうですね。
二次元キャラとリアルではセットの
手間とかも全然違いますが
あの当時のバブル期の元気いっぱいに
自己主張する雰囲気が反映されてるのは
同じです。
今はみんな落ち着いたシンプルな髪型や
髪色が主流になりました。
一周回って派手派手になる時代とか
来るんでしょうか……?