昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

井上まい『大丈夫倶楽部』その33(7巻感想6)

第120話は
髪型の話。

好きなアニメキャラ
「えりえり」に憧れて

一時期お団子頭に
していた硝くん。

今度は翠ちゃんの影響で
インナーカラーを
検討しますが

彼女の髪色は別に
こだわりでも何でも
ないと知ってやめます。

クラスメイトから
「お団子頭しなく
なったね」と言われて

「えりえり」の話を
すると

「あれってエリエリ?の
マネだったんだ」

と、笑われます。

硝(俺ってずっと
誰かのマネ
ばっかりだ……?)

硝くんが落ち込んでると
お母さんはそんなに

インナーカラーを
入れたかったのかと
勘違いしますが

硝くんの悩みは
「次の髪型が決まらない
マネしてばかりじゃ
ダサいかも」

なんだそんなこと、と
一蹴せずに

何故えりえりの髪型に
してたの?と硝くんに
訊ねて、

自ら答えを見つける
ように仕向けます。

硝「えりえりみたいに
勇敢になりたかった
から……」

その上で、髪型を
真似するにも
理由があるんだから

お母さん
「だったら今は
マネっこで
いいじゃん」

硝「でも……
俺いま……
自分もマネも
どっちもなくて……」

お母さん
「じゃあ素のままで
よくない?」

硝(その通りだあぁあ!!!)

その後学校で、
マネだと言った子に
改めて説明します。

硝「あの頃は特別
頑張りたくて
憧れの人の髪型を
借りてたんだ」

お団子頭の時期、
硝くんは不登校気味
でした。

だからこそ推しを
身近に感じるもの
=髪型が必要だった
わけですが

「もう今はなくても
平気」になったのは
彼の成長の証。

ここまででも
充分いい話なのに

「分かるよ 私も
このヘアアレンジ
今の推しとおそろに
してるし」

同意してくれる
クラスメイトも
優しい子だし

素のままだとお母さんと
髪型が似てると気付いて

硝「かっけー人と
かなり似てるかも」

そう言えるのも実に
いい親子関係だなぁ
(ほっこり)

第121話はもねが
弟の九くんから
沖縄土産をもらう話。

海洋学科を目指してる
だけあって

美ら海水族館
話になると

もね「無限入る
無限ッッ」

そこから旅行話になり

鹿を見るためだけに
奈良に行ったと聞いて

感心してくれる
九くんはできた弟……。

続きはまた後日。