昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

(小ネタ)昭和の憧れ・ディスコ その2

ゴーゴー、もしくはディスコが
昭和のフィクション作品で
好意的に描かれる場合

世慣れてるキャラなら
気晴らしに行く場所として。

ダンクーガキャラソン
山本百合子さんが歌う

「ハートブレイク・シャワー」は

「あいつ」のデートの誘いを
素直になれずに断ってしまい、
ディスコで落ち込みつつ踊ってる
内容の曲。

(『SONGS FOR DANCOUGA』収録)

真面目な優等生キャラなら
ちょっとした冒険の場として。

有閑倶楽部(81~)
6人が初めて顔を揃えるのは
ディスコです。
(2巻の過去回想エピソード)

前振りとして、純粋培養で
真面目なお嬢様の白鹿野梨子は
尊敬するミセス・エールから

 「友達をつくらないのは
宝石を捨てるようなものですよ」
と言われます。

詳細は省きますが、
頑なだった野梨子が
いろいろあって
可憐や悠理と友達になれて

(ミセス・エール……
私……宝石を拾ったわ……)

と心の中で呟くシーンは
名場面だと思います。

「ディスコ=カッコいい空間」
と、多くの人が認識してるからこそ

キテレツ大百科2代目OP
「ボディーだけレディ」の

「魔法の呪文で大人の姿になった
女の子が素敵な人とディスコ行き、
ラジオ体操を踊ったら逃げられた」

という歌詞のギャップがすごい
わけです。

並行してナンパの場や不良の
たまり場としてネガティブにも
描かれたディスコですが、

バブル期のお祭り騒ぎを
象徴する映像として

(正確にはバブル後にできた)

ジュリアナ東京」で
羽扇子片手にワンレンのボディコン
ギャル(死語)が踊り狂う映像が
当時よくTVで流れていたものです。

あの映像はディスコ=バカの
バカ騒ぎの場所と決定づけた最悪の
ネガティブキャンペーンでした。

それでもまだ
『陣内流柔術武闘伝
真島クンすっとばす!!』
(95~)では

大阪弁の長身の空手使い・
内藤誠示が、普段はディスコの
黒服兼用心棒という設定でした。

連載がもう少し後ならホストだったかも?

名称はどうあれ、今はもう
「そこに居るだけでカッコいい」
特別な場所ってなくなりましたね……。