昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『機動戦士ターンAガンダム』その1

『機動戦士ターンAガンダム
(99~)ガンダム20周年
作品。
月から来た少年ロランを主人公に
地球に入植したい月側と、
阻止したい地球側との戦いを
描きます。

02年、総集編の劇場アニメ
「地球光」「月光蝶」も
作られました。

OP出だしの歌詞

「時が未来に進むと
誰が決めたんだ」

は今の時代に刺さりまくる
フレーズです。

黒歴史」という言葉の
元ネタでもあります。

※作中では過去の忌まわしい
戦いの歴史を差す。

第一印象は

「日アニ風ガンダム……」

絵柄がロミオの青い空
小公女セーラといった
ハウス名作劇場っぽい絵柄と

レトロな車や飛行機が出る
20世紀初頭のアメリカっぽい
時代背景なので……。

(作中の成人の儀式が
ネイティブアメリカン風)

洗濯するガンダム
牛を運ぶガンダム
この作品ならでは。

(富野監督作品なのに
人がほとんど死なないだと……!?)

って当時思ってた人はわりといて
「白富野」なんて言葉も出来ました。
※黒い方はお察しください。

第一話ではモビルスーツ
登場しません。

序盤、ロランと同年代の
幼馴染み、キースと紅一点のフランの
3人は先行潜入員として地球へ降りて
別行動開始。

彼らは月の民「ムーンレイス」で
平和的に地球に帰化するために
やって来たのでした。

途中、コヨーテに追われて
飛行艇に乗っていたグエンに
上から助けられたり、
(それを知るのは二年後)

川で溺れて、成人の儀式のために
身を清めていたキエルとソシエの
ハイム姉妹に救助されます。

キエルが月の女王ディアナに
そっくりで驚くロラン。

キエルは金髪縦ロールで
ディアナは真っ直ぐなのが違い。

ハイム家は鉱山を経営してたので
そのまま雇われて居着きます。
(そもそもそこを目指していた)

二年後、ロランは機械に強いのを
見込まれて姉妹の車の運転手に。

すっかり現地の暮らしに馴染んで

ロラン「地球はいいところだぞー!
早くみんな来ーい!」

と夜中に月に向かって
叫ぶほどなのに、
第二話で戦争がはじまり……。

続きはまたそのうちに。