昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

西修『魔入りました!入間くん』その85(38巻感想8)

339話では
諦めたビームに対して、
シルビアちゃんの激しい
反応が描かれます。

まだ本番まで時間は
あるからと何とか

別のプランを出そうと
する入間くんを諌める
ビーム。

ビーム「パトロン……
いや 団長くん」

からかい半分に呼んでた
仇名から、責任ある立場を
自覚させる呼び名に
変ります。

ここの入間くんの
台詞なしでも伝わる
表情の変化は必見です。

ビーム「シルビィは……
私が迎えにいく」

絵を制作していた
天幕の中で座り込んでる
シルビィちゃんに謝る
ビーム。

ビーム「けれど
シルビィ 私はね
今とっても満足だよ」

以前の自分なら意地でも
展示しろと騒いでいた
だろう、

でもみんなと話しながら
ガルナを見つけて描いて
すごく楽しかった、と
語りかけます。

ビーム「絵を描いてて
こんなにワクワクして
楽しかったのは……

ほんとにほんとに
久しぶりでさ」

背景の回想シーンで
制作中の子供ビームの
後ろに、じいやさんが
いるのが切ない……。

「私はキミたちが
好きになっちゃった」

「だからキミたちが
困ることはしたく
ないんだよ」

ガルナの絵を燃やすと
宣言するビームに
激高するシルビア。

シルビア「嘘つき!!」

「満足してるなんて
そんなことあるわけ
ない!!」

「誰かに見て
もらわなきゃ……っ
本当の意味でっ
作品は完成しないんです!!」

ここで前回の扉絵の
絵を燃やすシーンと
リンクするのがいい。

絵を燃やしながら
泣いているビームの前に

(イメージ映像で)

炎の中からシルビアが
現れ、手を伸ばしてくる……。

シルビア「ビーム先生
私にガルナを見せて
ください!」

ビームの表情の変化も
素晴らしい。

彼女の決意したことは……。

続きはまた後日。

表紙裏のおまけは
入間くんとマーニー
ちゃんのスキ魔。

弟のヴィネくんに
「近づくな」と
日頃言われてますが

マーニー
(そんなに危ない
悪魔には見えない
よなぁ)

しかしふと、入間くんの
優しい気遣いを察し……

(確かに危ない!
この悪魔!!)

好きになりそうで
危ないという意味でした。

わかってくれましたか!

(意訳:ようこそ
入間ハーレムへ)