昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

榛野なな恵『Papa told me』その32(12巻感想9)

10話目の「リトル
ゴースト」は
ハロウィン回。

冒頭は新キャラ・
女子高生の斉藤さんが
お友達と話してると

途中で別の人に
腕を引っ張られて

「水上さん」と
いう人の前に連れて
行かれます。

水上「どうして
千田さんと話してるの?」

周囲の取り巻きたちは
「千田さん」の悪口を
吹き込みながら

自分たちの一味に
取り込もうとしますが

斉藤「私 弟の
世話しないと……」

逃げる斉藤さん。

場面は変わり、宇佐見さんの
こどもカフェには

とある事情から寄贈された
ハロウィン衣装が沢山
届いていました。

知世ちゃんも着てみたらと
すすめられて選んだのは

白い布に目元だけ
穴をあけたオバケの
衣装。

(誰だかわからないと
言われて「ち」と
手書きメモを貼ります)

同じ場所で斉藤さんも、
幼児の弟にバットマン
仮装をさせて写真を
撮っていました。

宇佐見「君も何か
やってみたら?」

遠慮する斉藤さんに
楽しいよと後押しする
知世ちゃん&はかせちゃんの
Wオバケコンビ。

斉藤さんもオバケ衣装を
着てみると、知らない子が
怖がって逃げます。

何かスイッチが入った
ようで

斉藤「不思議に楽しい……
自由で……

何でもできそう
言えなかったことも
言えそう」

大声で「水上さん」と
取り巻きたちへの
怒りを叫びます。

→宇佐見さんたちに
詳細を説明。

水上さんというクラスの
女王様的存在の人の
間違いを

千田さんがそっと
指摘して以来、

嫌がらせを続けて
いることに不満を
募らせていますが

何も言えない自分が
情けない、と話します。

しかし知世ちゃん&
はかせちゃんのミュージカル
風のやり取りや

更にオバケが増えて
本音を曝け出すどこかの
お母さんまで出現し、

斉藤「私って
“自分はこういうタイプ”
って思い込んでたけど

それだけじゃないって
ことかな……」

宇佐見「そうそう
君の世界はもっと
ずっと大きくて

開けられるドアは
たくさんあるよ」

その後、斉藤さんは
相変わらず千田さんと
仲良くしています。

そして嫌がらせの相手に
いい対策もできて……。

詳細は書きませんが
これはうまい手だ……。

次巻も楽しみです!!