昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

榛野なな恵『Papa told me』その20(11巻感想5)

9話目の「ミステリー
チャンネル」は

久々にはとこの強(つよし)
くんが登場。

(知世ちゃんのお父さんと
強くんのお父さんが
いとこ同士)

知世ちゃんから電話で
博物館のプレオープンの
招待状をもらったから

一緒に行かない?と
お誘いが来ます。

内容は「シャーロック
ホームズとミステリーの
黄金時代展」

強くんは大喜びで
行くと返事。

本棚を見て「まだ読んでない
巻があるから、日曜日までに
全部読もう」と意気込む
強くん。

当日、知世ちゃんの傍には
お父さん。

そして初対面のはかせ
ちゃん……。

はかせちゃんの祖母は
推理小説家で、

展覧会の監修もしてる
ので招待状を貰ったと
説明する知世ちゃん。

この展覧会はコスプレOKで
衣装も貸し出してくれるので
知世ちゃんと強くんは
ホームズ、

はかせちゃんはワトソン博士の
コスプレで歩きます。

あるミステリーの舞台を
再現した部屋で思わず
ネタバレしそうになる
強くんに

はかせちゃん「的場さんは
まだお読みじゃないので」

強「……知世ちゃんのこと
よく知ってるんだね」

ちょっといじける強くん。

はかせちゃん「僕 人には
ホームズタイプと
ワトソンタイプがあると
思うんです」

「日々世界を新しくして
行くようなひらめきを
持つ人と

それを目撃し理解し
広めていく人」

「的場さんはまさに
ホームズタイプだと
思うんです」

落ち込んでる強くんに
お父さんが声をかけます。

(知世ちゃんやはかせくんは
発想がすごいのに)

強「それに比べて僕は
なんだか平凡でつまらない
人間だなーって……」

お父さん「そんな風に
真面目に内省して
人の良い点はちゃんと
見出せるって

ちっともつまらない
ことじゃないよ」

「君の優れた資質の一つ
だと思う だから自信を
持つべきだよ
簡単に比較せずに」

強くんの父親は
体育会系出身のエリートで

強くんとは根本から合わないので
お父さんがそう言ってくれると
本当に救いになると思う……。

なお強くんは知る由もない
けど、はかせちゃんとは
共通点があります。

「初対面で知世ちゃんに
女装させられた」という……。

続きはまたそのうちに。