昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

緒里たばさ『暗殺後宮~暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい』その7(4巻感想2)

さすがに罪悪感を感じた
楽端ですが

皇帝「そういうことも
隠さずに教えてくれる
楽端だから頼むんだ。」

楽端「断ります。」

そう言いながらも
楽端は……。

詳細はあえて書きませんが
楽端の心境の変化の
演出が素晴らしい。

一方、井戸から楽端が
逃げたことを知った
宦官たちは動揺中。

刺客を手配した罪を
楽端に被せて処刑する
手はずだったのにと

話しているのを
花鈴に聞かれます。

証拠隠滅のため捨てられた
楽端の私物を拾い、
人となりを知ろうと
する花鈴。

花鈴「楽端さんて
本当はどんな方
なのかな……」

→花鈴の宿舎の布団の上で
くつろいでる。

楽端「私が太皇太后様の
所へ乗り込む手助けを
してほしい」

言うだけ言って人の
布団で寝る神経の太さ……。

なんだかんだ言って、
陛下から賜ったセミ
ぬけがら、ちゃんと大事に
持ってたのがいい……。

彼の目的は

楽端「太皇太后様を
説き伏せれば 私は
陛下の力になれるのだ」

しかし顔を知られてるため、
花鈴に人々の気を引いて
ほしいと頼みますが……。

楽端「許せない!
なんだこのクマは!?

頬も粉ふいて
本当に宮女か?」

手と顔に強引に美容
パックをほどこされる花鈴。

楽端は前巻から何度も
美容関係で太皇太后を喜ばせる
シーンがありました。

宦官に売られなくても
普通にひと財産作れる
才能があったのでは?

楽端母は早まったことを……。

それはそれとして
太皇太后は毒蝶を飼って
いることや、見張りの宦官が
いることも説明されます。

いざ決行してみると
女装した楽端は目立ちまくり、
すぐ発見されてしまいます。

楽端の同僚、貂巴が毒蝶の下で
勝ち誇って自白。

「皇帝に肩入れした奴は
ここで全員僕が殺して
きたんだ」

祭祀の刺客を差し替えた
のも自分だと言い、
楽端もここで殺すと宣言。

花鈴「もう……
お黙りください」

花鈴の毒蝶対策や
冷静な対処法を見て
彼女を見直す楽端。

太皇太后のもとを訪れた
楽端は、改めてお仕えしたいと
訴えます。

太皇太后は二つの丸薬を
差し出し、どちらかが
毒だと説明した上で
彼の忠誠心を試そうとします。

続きはまた後日。