昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

織里たばさ『暗殺後宮~暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい』その13(5巻感想4)

陸慧視点だと

「王晴は父・王皓に情報を渡し、
親友の陸賢を犯人に仕立てて
一族の出世の機会を作った」

ようにしか見えません
でした。

一方、花鈴が外へ出る
ことに協力した宦官の
馬魅は、彼女の帰りが
遅いと王雹へ連絡。

当の花鈴は王晴と
悪徳商人を追って
いました。

王晴「花鈴、
観測手はできるか」

実は彼は弓使い。

風向きや距離などを的確に
伝える訓練を受けている
花鈴は

兄との共同作業に
心躍らせます。

その際、何故後宮
いるのかと訊かれて

花鈴「と……
友達が欲しくて……」

王晴「いいじゃないか、
友達。

焦らなくていいさ。
友達なんて、気持ちが
通じる奴が一人
できればいい」

父や他の兄たちからは
無駄だと言われたのに
彼だけは……。

王晴が弓を引き絞り、
今にも放とうという時、

花鈴「待って!
陸先生がいる!」

そのタイミングで
見張りの兵士にも
見つかってしまい……。

その頃、二人が探す
悪徳商人は、王雹たちが
追う暗殺者集団の主、
「呂公」と悪だくみ中。

たまたまその場に
居合わせた陸慧は

「あとで告げ口されても
面倒だ」と始末のために
それとは知らず、
馬車に乗せられてしまい……。

馬車の中で、悪徳商人や
暗殺者「呂公」から
反乱の真相を
聞かされる陸慧。

悪徳商人は彼女が陸家の
反乱鎮圧の復讐のつもりで
やったという手紙と共に

意識を失わせた彼女を
燃える馬車ごと後宮内に
突っ込ませようとします。

花鈴「あの馬車、
先生が乗ってます!」

王晴「花鈴!」

→今度こそ兄妹の
タッグで弓を放ち、
陸慧を助け出します。

花鈴に陸慧を託し、
商人を追うと去る
王晴。

その頃、悪徳商人は
他の商人たちを集め、
計画を進行中。

後宮の官女たちの
やりたい放題に抗議
しようと、商人たちは
代表を城に送ることに。

悪徳商人
「商人共が全員死んだら
私一人の儲けだ」

代表団は全員殺害され、
そのうちの一人に変装した
「呂公」が逃げ戻ったふりで

「朝廷は我々を敵と
みなした」と逃げ道を
奪い、商人たちは反乱を
決意する。

反乱を止めるため、
陸慧は花鈴を伴って
王皓のもとへ……。

続きはまた後日。