第4巻、発売中です!
詳細はボカしますが
ネタバレにご注意ください。
大雑把なあらすじ:
架空の中華風帝国・
「北祗」(ほくぎ)を舞台に、
悪徳政治家の父親から
暗殺術を叩き込まれた女官、
王花鈴が少年皇帝を守るために
暗躍する後宮モノ。
(ウソは言ってない)
前巻では皇帝が祭祀で剣舞を
舞う際に、その相手が暗殺者に
すり替えられていました。
花鈴の活躍で暗殺は防がれ、
祭祀もつつがなく終了。
暗殺者は花鈴の兄たちに
捕えられましたが、何の
情報も得られませんでした。
冒頭、17話では皇帝に
剣舞を指南した宦官、
楽端(がくたん)が
皇帝の祖母・太皇太后に
「用意していた祭祀の
踊り手をどこにやった」
と詰められていました。
楽端はもともと、彼女の
意向で、皇帝の祭祀を失敗
させるために送り込まれた人物。
そのために踊り手こそ手配
したものの、何故か別人が
舞台上に……。
暗殺者だったことも、
誰の仕業かも楽端は
知る由もなく、
彼が理解したのは
楽端(……ああこれは
私が裏切っていようが
いまいが関係ないのだ。)
(私を罰するのは
もう決まっている)
実は彼の同僚が
「楽端は皇帝にすり寄って
いる」と太皇太后に
耳打ちしたため、
太皇太后本人が踊り手
変更を指示したのが真相。
花鈴は掃除の最中、
庭先で落ち込んでる女官が
祭祀の際に踊り手を
直前で宦官に変えられた、
もう辞めたいとぼやいて
いるのを聞きつけます。
女官から楽端の名を聞き出した
花鈴は彼を捜しますが
最中に井戸の中で縛られて
いる若者を発見。
楽端「私はここで太皇太后様の
罰を受けているのです。
放っておいてください」
→助け出す花鈴
「バカか、お前も罰を
受けると言ったはずだが、」
花鈴「それでも、
よかったァ」
花鈴の笑顔に皇帝を
重ねる楽端。
楽端はなかなか強かな
性格で、皇帝を利用して
無罪を得ようとするも
楽端のおかげで
祭祀が無事に終わったと
礼を言われたり
皇帝「朕にもっと
“皇帝”を教えてほしい」
「民が泣かぬ世を
作りたい」
真っ直ぐな瞳で言われて
一度は冷たく突き放すも……。
続きます。