昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

榛野なな恵『Papa told me』その16(11巻感想1)

第11巻、発売中です!

記念に語ります。

サブタイトルは
「~ビスケット時間~」

ココハナ版は
巻数+サブタイトル)

念のためあらすじ:

感受性豊かな10才の少女・
的場知世ちゃんと、イケメン
やもめ作家のお父さんの
ほのぼの日常モノ。

第一話目の「シュガー
コート」は元気のない
店子の女性を励ましたい
優しい大家さんの話。

「アリス・カフェ」の
常連さんらしく、いつもの
お菓子のついでに何か
差し入れでもと考えますが……

余計なお世話かなと悩んで
いると、知世ちゃんと
店員の詩子(うたこ)
さんの会話が聞こえてきます。

知世ちゃんは先日出会った
ピンクッションの妖精の
話をしてる最中。

(10巻「ニードルワーク
ノート)

(願いなんか叶えて
もらわなくても)

知世「妖精は存在するだけで
意味があるの!」

詩子「そうそう 
このくたびれた日常に
異次元への回路を
開くんだよ」

ノリノリでメルヘンな
会話をする二人に
ツっ込み続ける姉の
奏子(かなこ)さん。

しかし大家さんには
興味深い話だったようで
参考にします。

詳細は言いませんが
これはこれで「妖精」が
世界を回した話……かも。

第二話「トゥルー
カラーズ」は博士(ひろし)
くんこと、はかせちゃんが
再登場。

(10巻「ドレッシング
ルーム」が初登場)

こってりドレスを着たく
なかった知世ちゃんの
おススメもあって

結婚式のリングボーイを
するはずがフラワーガールの
ドレスを着たはかせちゃん。

お母さんの同級生で
大学の先生をしている
女性が尋ねて来た際、
その時の写真を見て

「君は心が女のコなんだね」

違うと言っても聞いてもらえず
カウンセリングに連れて
行かれてしまいます。

直後、忘れ物があると
電話した知世ちゃんは
はかせちゃんから事情を
聞いて……。

「寄り添う」とか言いながら
勝手に人をカテゴライズするな、と
いう話ですが

今時本当にありそうなのが
また……。

はかせちゃん「あ、
追いかけていらした」

論文のネタにするために
強引に連れ出した相手にも
敬語を続けるなんて

はかせちゃんは本当に
育ちが良いな……。

続きます。