猫の日なので
猫が主役の回を。
無印24巻収録の
エピソード124
「カッパ― アイ」
※意味は「銅色」=赤みを
帯びた猫の瞳のこと。
あらすじ:感受性豊かな
ファザコン少女知世ちゃんと
イケメン作家のお父さんの
ほんわか日常話。
知世ちゃんと猫の
会話が通じてるのは
たまにある「少し
ふしぎ回」だからで
特殊能力持ちのキャラ
ではありません。
冒頭、郵便受けに新聞と
一緒に「猫を探してます」の
チラシが。
飼い主の女性、田沢さんは
同じマンションの住人で
二人とも顔見知りでしたが
猫の写真を見たのははじめて。
猫の名前はジョゼフィーヌ。
見事なまでに福々しい猫の
画像にお父さんは
「目立つからすぐ
見つかるんじゃないかな」
その言葉通り、あっさり
見つかって知世ちゃんが
声をかけると
ジョゼフィーヌ
「違うの 私はそんな
名前のネコじゃない」
「私はヤマネコなの」
知世「失礼ですけど
もしかしてこのあいだ
TVでやってた動物
ドキュメンタリー見た?」
ドキッとするジョゼフィーヌ。
都会のヤマネコになると
言って去って行くジョゼ
フィーヌを
飼い主に知らせるべきか
個人の意思を尊重すべきか
悩む知世ちゃん。
しかし危うくジョゼフィーヌが
車に轢かれそうになると
知世「ジョゼフィーヌ
ヤマネコになるのは
もう少し修行してからの
方がいいよ
今回はおうちに帰ろう」
知世ちゃんが抱いて帰るも
重くてよろよろ歩きに。
すまながるジョセフィーヌ。
「でも私はブタネコって
呼ばれるために生まれて来た
わけじゃない 違うはずなの」
知世「うん 心に居るのは
ヤマネコだよね
月光に照らされた
孤独なハンター
私は知ってるよ」
知世ちゃんが否定せず
全部受け入れるのが優しい……。
知世ちゃんが猫を届けると
大喜びの飼い主さん。
ここでジョゼフィーヌが
手を振って去る知世ちゃんに
ニャーと鳴く=飼い猫に
戻る演出がいい。
その後、知世ちゃんとお父さんは
飼い主さんからお礼のパーティに
招かれ、ご馳走されます。
続きはまたそのうちに。