今日は七夕ですね。
6巻エピソード27
「オリヒメ トランスファー」は
ちょうど七夕のお話。
原稿が進まないお父さんは
気分転換も兼ねて
知世ちゃんをほおずき市に
連れて行ってくれます。
浴衣買ってくれて
うなぎも食べさせてくれて
回想シーンで早くに亡くなった
妻への愛情も描かれて、
素敵なお父さんだなぁ……。
それはそれとして今回は
作中における変化を語ります。
サザエさん時空な本作ですが
35年も続くと色々とね……。
2:本編でのキャラの変化。
・北原さんがスーパー
ウーマンに。
お父さんの女性担当編集、
北原さん。
初期は野暮ったいキャラでしたが
どんどん垢抜けていきます。
ココハナ版になると
仕事が有能なのは勿論、
料理上手でオシャレで
同僚たちからは
「万事怠りないよね」
「いつもまわりにそよ風が
吹いてるみたいな
透明感があって」
なんて言われています。
※基本的に北原さんを
持ち上げるのは
本人主観では全然違う
というギャップの
前フリなのですが
それでもある程度は
彼女が同僚から高い評価を
受けてるのが前提だから……。
これはゆりこちゃんも同じで
後輩や同僚、上司との
エピソードを重ねるうちに
もう彼女の上には社長しか
いないのでは?
くらいのベテランな印象に。
二人とも30前後のはずなのに……。
そういえば初期には北原さんを
見下しまくったコネ入社の
後輩が
「結婚までの腰掛け社員」
だったのが時代を感じさせます。
また、初期の頃は独身者に
対して露骨に侮蔑する発言が
出てました。
その歳で結婚する気がない!?
非常識だ!と親族に責められる
ゆりこちゃんを庇っての
知世「よけいなお世話で
ございましてよ!!」
(5巻エピソード20
ミス ロマンチック)
は、名シーンです。
・作中に離婚、再婚家庭や
特殊な家庭が増えた。
無印時代でもシングルマザーや
離婚家庭は出てきますが
近年よく登場する友達の
梓ちゃんは若いお父さんが
出来たり、
失踪してたお父さんが
お母さんになって帰って
きたなんてお話も。
続きはまたそのうちに。
本当に名作なんですよ……!!