水凪トリ『幸せは食べて寝て待て』その13(5巻感想4)
第40話はさとこの
お母さんの話。
自宅でのんびりしてる
ところにスマホが鳴り、
慣れない手つきで出ると
同居してる息子の嫁から。
「あら お待たせして
ごめんなさい」
「こちらこそすみません
芽生のお迎えのために
スマホを覚えてもらって……」
やり取りから、お互い
かなり気を遣う間柄
なのが伝わります。
同居でこの距離感は
かなりしんどいな……。
義娘さんの電話は
仕事が遅くなりそうなので
孫娘の「芽生」(めい)
ちゃんの保育園の
お迎えと夕飯のお願い。
どっと疲れたお母さんは
さとこに電話。
さとこ母
「あんた生きてるの~
ぜんぜん連絡して
こないじゃない」
夏バテしてた、と
さとこが話すと
「今からそんなんで
どうするのよ
若いうちに治して
おきなさいよ 病気」
さとこ(小声)
「難病は治らないんだって
何百回説明したっけな」
お母さんは特に
用はなく、スマホが
苦手だと愚痴を聞いて
もらいたかっただけ。
さとこ
「じゃ 固定電話に
戻してもらえば?」
母「電話を二つ持つ
なんてもったいない
でしょ」
なので、正論の対処法
などは聞く気ゼロ。
「病気=治るもの」など
強い思い込みがある場合、
何度説明しても上書き
されないのは老人あるある。
お嫁さんやご近所など
「外の人」には気遣う人も、
実の娘や配偶者には
デリカシーゼロなんて人、
リアルにいるよね……。
疲れきってしまうさとこ。
後日、職場で社員の一人、
巴沢さんが占いを
はじめたと雑談で
話した流れから
唐さん
「薬膳には占いとか
ないの?」
さとこ
「占いとは違いますが
巴沢さん 舌を見せて
ください」
→舌の色や状態から
現在の体調を言い当てます。
巴沢「それで商売
できないですかね」
お金の話題が出たところで、
唐さんがさとこと
大家さんの間の約束、
(家賃が溜まったら
借りてる部屋をあげる)を
思い出して、どうなったか
尋ねてきます。
後日さりげなく確認したら
すっかり忘れてたと
答えるさとこ。
唐さん
「まぁ仕方ないのかな
お年だし」
「老人って自由だよね」
同意して笑うしかない
さとこ。
ホントにね……(しみじみ)
続きはまた後日。
