昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

倉尾宏『北斗の拳 ドラマ撮影伝』その21(6巻感想6)

第59話はユダと
レイの初共演。

2人の因縁が始まる、
過去のシーンから。

※この頃のユダは
髪も短く、メイクも
薄め。

ひたすら緊張してる
渡辺くんに対し、

(並んでる高い棒の
一本に立つ、カンフー映画
お馴染みの修行シーン)

嘉崎くんは撮影用の
低い足場でなく、

(後で合成する)
本物の髙い棒の上に
登ると宣言する
気合の入れよう。

監督
「レイ!その心意気
受け取った!

ジャミングには
内緒だぞ!」

渡辺
「撮影のために
体を張って……

物静かな先輩に
そんな熱量が!」

バレエ経験者とはいえ、
髙い棒の上で片足挙げても
姿勢がブレれないことに
感心する監督。

監督
「こうも映えると
もうひと演出欲しい!」

欲が出てきたところに
小鳥がレイの肩にとまる
素敵な偶然が。

スタッフ
「あの鳥を切り刻む
シーンを撮るのは
どうですか!?」

監督
「お前 酷いこと
いうな!?」

人は切り刻んでもいいけど
鳥はダメな謎倫理観……。

渡辺くんが咄嗟に
「大型の鳥から小鳥を
助けようとすればいい」
と、アイデアを出します。

スタッフ
「崖際でこんな
ワイヤー撮影……

ジャミングの人には
本当に内緒……!」

昭和特撮には
よくあること(本当)

そして宙を舞うレイに
見惚れるユダ。

監督
「演技ではなく
素でヌンチャクを
落とした!

渡辺チャンの
嘉崎チャンへの
尊敬と憧れ……

これは物語に
影響しそうだ……!」

→元の「このままでは
俺は二番手」的な台本と

合わなくなったため
アドリブを要求されます。

監督のフォローもあって

「自分が一番美しいのに
レイに見惚れたのは
それ自体が負け」

という、ユダが一方的に
レイに執着する理由が
作られます。

渡辺くん
「監督!血を流したいん
ですけど!」

鏡を割り、破片を握りしめ、
その血で唇を染めながら

ユダ
「この屈辱は
決して忘れぬ!!

いずれこの手で
もっとも醜く
哀れな死を
くれてやろう!!」

ユダの狂気のシーンが
誕生します。

渡辺くんがユダという
キャラの行動原理を
掴んだところで

監督
「……後半の台本
全部書き直しだな!」

頑張れ武藤さん……!

続きはまた後日。