昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『激走戦隊カーレンジャー』

激走戦隊カーレンジャー(96~)
スーパー戦隊史上唯一のコメディ戦隊。
伝説の車座に選ばれた地球の戦士5人が
宇宙の暴走族ボーゾックと戦うお話です。

「戦う交通安全」ってすごいネーミングだ……。

「激走戦隊カ~~~~レンジャー!」が正式な発音。
友人がハマりまくっていて、腕をぐるんと回して
サムアップするポーズを当時よくやってました。

脚本:浦沢義雄

他の戦隊でも浦沢回(もしくは弟子の大和屋回)は
シリアスの合間の息抜きエピソードとして
とても大切なのですが

それが一年続くと果てしなきカオス。

 第一話でボーゾックはハザード星を滅ぼし、
次の狙いを地球(何故か「チーキュ」と
発音している)に定めます。

ハザード星の生き残りの戦士ダップも
地球へ向かい、カーレンジャーとして選ばれた
戦士たちに接触します。

しかし返事は
「給料税込19万3千円で、どうして
宇宙の平和まで守らなきゃいけないわけ!?」

結果、味方のはずのダップにロープで数珠つなぎにされて
無理やり敵の前に引き出される主人公たち……。

※5人それぞれ給料が微妙に違いますが、
皆20万円前後で自動車会社「ペガサス」で
働いています。

ボーゾックは車を操る能力で人間社会を混乱させます。
ゲスト怪人を倒すと巨大化するのはお約束ですが

何故か「芋長」というお店の芋羊羹で巨大化します。

カーレンジャーと言えば、レッドレーサーと
ボーゾックのマスコットの美女ゾンネットとの
恋も印象深いエピソードです。

ただし変身後が好きなので、素顔で会っても
「猿顔の一般人」扱いという悲哀……。

ラストでは真の巨悪、暴走皇帝エグゾスに対抗するため
ボーゾックとカーレンジャーが協力します。

憎めない連中なので、これで生き残りが
確定して良かったかも。

主題歌の替え歌で「暴走戦隊ゾクレンジャー」が
一話限りで流れたり

単身赴任の追加戦士シグナルマンや
次元大介ボイスが超カッコいいVRVマスターの
言動とか素顔とか、詳しくはまた後日。

いつ見ても笑顔になれる戦隊です。