昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『おそ松さん』その10(第1期7話・今川焼き回)

本日5月24日は
六つ子の誕生日です
めでたい!!

そして劇場版新作
おそ松さん
~魂のたこ焼きパーティと
伝説のお泊り会~』も

7月21日公開予定!!

今から楽しみです!!

というわけで個人的に
好きな回を語ります。

第1期7話Bパート
「四個」

一言で説明すると

ある時、六つ子の手元に
来た四個の蜂楽饅頭今川焼き
巡る騒動。

冒頭から箱に入った
今川焼きを囲んで
苦悩する6人。

「どうやって分けるんだよ……」

どういう経緯でこうなったと
呟くトド松に

チョロ松「理由なんか知って
どうする 愚か者ーーー!!!」

何もグーパンせんでも……。

彼らにとって4は
「悪魔の数字」。

3個なら半分こできるし
1個2個しかない場合は
諦めもつく。

5個なら貰えないのは1人だけ
だから、気軽にジャンケンと
言えるけど……。

チョロ松がモノローグ
する中、うとうとしはじめる
カラ松、十四松。

おそ松「寝たらダメだ!
寝たら食べられるぞ オレに!」

わざわざ忠告してくれる
おそ松兄さん。

チョロ松「無理もないよ
こうやって睨み合ってるだけで
36時間が経過してる」

アホだ……。

遂に変なキャラで殺し合おうと
する5人をチョロ松が
止めます。

チョロ松「今川焼き
死人を出すわけにはいかん」

結局1個は親にあげて、
残る3個を半分こという
提案に皆納得します。

「やっと食べられる~」と
ほのぼのムードだったのに

今川焼きを半分に割ってた
チョロ松が

「これ一個だけ
クリームだよ!!!」

→騒動再会。

というオチ。

チョロ松がひたすら
ツッコミ続けるのが
一期初期らしい。

前にも書いてますが『おそ松』は
笑いの実験場みたいな作品
なので、様々な笑いの種類が
詰まってます。

ハダカと爆発、トンデモ設定や
度肝を抜く展開は派手だし、
話題にもなりやすいですが

こういう日常のおバカで
わちゃわちゃした話も
好きなんですよ……。

食い物屋で例えると
激辛やインスタ映えする
衝撃のメニューがよく
バズる店だけど

どこにでもある普通のメニューも
ちゃんと美味しいからこそ
常連客がついてる、みたいな
ものです。

続きはまたそのうちに。

『ZOIDS(ゾイド)』その2(2話感想)

第二話はフィーネが
謎の力を持つ記憶喪失の
少女であること、

ジークは「オーガノイド」と
いう、ゾイドの力を増幅
する能力を持っている
ことが描かれます。

バンはフィーネに名前や
何故カプセルの中にいたのか
色々尋ねますが

(自分で答えたのに)

「フィーネって私の名前?」

オウム返しOR質問攻めで
結局何もわかりません。

一方、退却した雑魚どもは
上司に怒られていました。

彼らが盗賊団で、上の方は
地方に飛ばされた軍人だと
会話から示唆されます。

親玉は小さい方のゾイド
「オーガノイド」と断言。

それが手に入るなら、元の
地位に戻れるから奪って
来いと部下に命じます。

村に戻ったバンは姉に
フィーネとジークを紹介。

話の流れからフィーネは
「盗賊に襲われて記憶喪失」
ということになり、

保護欲を掻きたてられた
姉は、一緒に暮らす
ことを快諾。

その際、神父と長老には
挨拶に行くように言います。

神父の説教から早々に
退却したバンはフィーネと
ジークに村と周囲を案内。

その最中に盗賊団が村を
襲い、ジークを差し出すように
脅迫します。

バンの姉が「今、弟が
連れて村の外にいるから
出ていけ」と抗議すると

人質にされて、ジークを
長老と神父が連れてくるよう
言い渡されます。

戻ったバンは事情を聞いて
「渡しちゃダメだ
あいつらは約束を守らない」と

訴えますが、聞いてもらえ
ないのはお約束。

バンは無茶を心配する
村人たちによって
取り押さえられ、

部屋に閉じ込められますが
フィーネと共に抜け出します。

そして取引の場で
あっさり裏切られる
神父と長老。

ジークも電磁ムチを
喰らって倒れます。

ジークを奪ったら村ごと
壊滅させる」計画も喋って

盗賊どもが視聴者の
ヘイトを溜めたところで
バンが登場。

しかしライガーが前回の
ように動かず、苦戦。

同乗していたフィーネが
祈ると、ジークが目を覚まして
シールドライガーと一体化。

あっという間に形勢逆転し、
盗賊団は退却します。

ここにいればまた村が
襲われると、バンはフィーネと
ジークと共に村を出るのでした。

続きはまたそのうちに。

一二三『四十七大戦』その16(広島さんの話)

広島サミットでお好み焼きが
話題になったり、

英国首相がカープ靴下を
履いてたというニュースに

(広島さんのドヤ顔が
目に浮かぶようだ……)

と思ったので語ります。

※政治的な話ではありません。

念のため説明すると

本作は都道府県を擬人化した
キャラたちが次の首都を
目指して

特産品や偉人スタンドで
戦う能力バトルマンガ。

主人公は鳥取さん。

(人口的な意味で)

最弱の県だったのが、
「戦わなければ
生き残れない」と知って
自分なりに成長していきます。

最初の戦いの相手であり、
相棒として支えてくれるのが
お隣の島根さん。

この二人は中国地方では
弟分で、兄貴分が
山口、広島、岡山の3人。

山口さんが最長老なのに
(口調がジジイの)
ショタキャラという
センス好きです。

岡山さんは片眼鏡の
物静かな紳士ですが、
時々ボケをかまします。

広島さんはだいたいの人が
「広島男」をイメージすると
こうなる、という感じの
キャラです。

カープお好み焼きを
こよなく愛する。

・怒らせるとマジ怖い。
(ガチギレすると広島弁に)

・口調が荒い。

そういう性格だけに
言いにくいことも
ズバズバ言ってくれて

フォローもしてくれる
面倒見のいい兄貴分です。

なお「広島風」だけは
言ってはならない……。

広島「広島県民の血液は
90%がソースで
構成されてるんだ」

そうだったのか……!

広島さんの名シーンといえば

(4巻の鳥取&広島VS熊本戦)

熊本さんの強烈な地元
主張=個性の前に
圧倒されてる鳥取さんに

広島「お前 弱くないよ
手先の大小の問題じゃない

いつだって何回だって
スタートラインに
並び直せることが
強いんだ」

焼け野原から立ち直った
広島さんだからこその
説得力……!

ところでこのシーン、

(火の国・熊本だから)

広島「あいつ……やたら
赤アピールして来るけど
キャラが被るな」

「赤は……カープ
球団カラーじゃボケェ!」

熊本「赤はロアッソ
使ってんだよ鯉のぼり!」

広島「知らんわ馬刺!
リーグ優勝で
街を赤ぅ染めてから言えや!」

ロアッソはまだ
出来たばかりだから……!
(震え声)

続きはまたそのうちに。

『王様戦隊キングオージャー』その10(第10話感想)

一言でいうと

集・大・成!!!!

だいたいこの辺りでエピソードの
積み重ねが大きく意味を持ったり
するものですが
満足感がすごい……!!!!

デズナラクに連れ去られた
ギラは触手で吊り上げられ、
三大守護神を呼ぶよう
脅されます。

それにしてもしょっちゅう
攫われたり吊られたりする
主人公だな……。

一方、側近が重傷を負って
心配する王たちの元に
ラクレスから

今回の繭は強く根を張っていて
前回のようにキングオージャーで
吹っ飛ばせば済むものではないこと、

「私に王権を渡せば
優先的に助ける」と通達が。

(ゴッカンはリタの方が
怪我して側近が案じている)

カグラギ「今は政治を
している時ではありませんぞ」

カグラギが正論を……!

拒否するヤンマ、

団結を説くヒメノに
「ヒメノさまはキレイなものが
お好きですなぁ」と皮肉る
カグラギ。

モルフォーニャの制止を
振り切って去るリタ。

セバスチャンはヒメノに
「あなたは失うことを
怖れておられる」と

ヒメノらしからぬ行動を
取っていることを諌めます。

それは他の王と側近たちも
同じで、それぞれのやり取りが
素晴らしい……!!!

特にリタが何をしようと無関心を
装っていたモルフォーニャが
ギラの影響を受けてリタに
真面目に向き合います。

ただし会話はもっふん越し。

笑える絵面で泣かすって
何だコレ(大絶賛)

国を捨てても王として国を
守る覚悟を決めた4人は
バグナラクと対峙。

バグナラクはギラを伴って
彼に絶望を見せようとしますが……。

(特殊能力持ちのギラは
簡単には殺せないでしょうけど

王や側近たちもケガで済んでるし
その辺は脇が甘い……のか?)

遂に全員揃っての
「王様戦隊!!」の名乗りが……!!!

実は冒頭の回想シーンで
孤児院の子供たちがキング
オージャーごっこをしていて
決め台詞を言ってます。

その世界では有名な文言
なので、王たちも即座に
言えるんですね。

胸熱な展開ながらオチは
ラクレスが自分の手柄に
しましたとさ、と来て

今までのナレーションは追加戦士が
喋ってたのが明かされます。

続きはまた後日。

 

 

『北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝』その6(4巻感想2)

「善人時代なのにそう見えない」
対策として

折角作った悪役メイクを
全部落とすことに。

(大石さんの素の顔のままなら)

監督「これならケンシロウ
慕うだろうし

人を変えてしまう世紀末の
過酷さが表現できそうだ!」

ではトキの身に何が
起きたのか?という
過去設定も必要になり

「自分が守っていた村人
たちが惨殺され、怒りに
飲まれて暴力に酔ってしまう」
シーンが新たに追加。

ローディストがネタにしまくった
「ドォォン(血涙)」
懐かしいな……。

ケンシロウが変貌したトキを
同一人物と確信する証拠として

子供時代のケンシロウ
トキが助けた際に背中に
大きな傷を負う、という
シーンも撮られます。

スタントでなく自分が出ると
言い出す大石さん&
子役の榎本くん。

監督「決意と自信が
漲ってる目だ!!
気持ちよく送り出して
やろうじゃあねえか!!」

スタッフ「そんな戦場みたいに!!」

昭和特撮の現場って
絶対こんなノリだと思う……。

しかし撮影がスムーズに
進むと、必ず何かアクシデントが
発生するのはお約束。

ケンシロウと直接対決して
退場という直前になって

大石さんの所属事務所が
彼の続投を要請します。

(次のドラマの撮影が
主演俳優の不祥事で潰れたため
大石さんのスケジュールが
空いたから)

力関係で断りきれず、
さんざん悪人として
描いたキャラを

どうやって仲間として
迎えれば……!?と
現場はまた悩むことに。

思いついたアイデア
「実はトキを騙る偽物だった」

しかし既にケンシロウ
本物と確信したシーンの
撮影後だったため

優李「ケンシロウが……僕が
……おかしい人じゃ
ないですか……!!」

当時からアホだとツッ込み
まくられてましたね……。

というわけで偽物になったので
互角に戦ってたはずが
次の回では途端に弱体化。

突然、別人と言われても
視聴者がついていけるのか?
という対策として

→実は元同門だったと
説得力のある説明役として
レイを登場させることに。

事務所に頼み込んで
嘉崎くんに復帰して
もらいます。

続きはまた後日。

『北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝』その5(4巻感想1)

※原案:武論尊原哲夫

第4巻、本日発売です!!

記念に語ります。

詳細はボカしますが
ネタバレにご注意ください。

ネタバレ:ローディストのアイドル、
アミバキターーーーー!!!!

今日はあちこちのSNS
かつてのローディストたちが
荒ぶっていることでしょう。

念のためあらすじ:

北斗の拳』というオリジナルの
アクションドラマを撮影する話。

※原作漫画は存在しません。

脚本はあっても、撮影の都合に
合わせて設定はコロコロ
変るのですが、

かえってその場の勢いや
役者の必死さがいい方向に出て、
人気ドラマに。

4巻冒頭では視聴者の
反応が描かれます。

(レイの技を見て)

「殺害方法が
卵カッターじゃん!!」

改めて言われると
じわじわくるな……。

このエピソードで視聴者は
はっちゃけた残酷表現を
面白がっていることを
読者に伝えてからの

新キャラ・トキ役の
大石さんが登場。

別の撮影現場スタッフ
「『北斗の拳』とか一番
向いてないのに……」

不穏な前振りで始まるも、
『北斗』撮影現場では
大石さんの演技に監督は
大満足。

ところがアクションシーンに
なると気絶する大石さん。

大石「残酷なシーンが
苦手なんです」

監督「一番北斗でダメな
ヤツじゃねえか!!」

本人が言わなかったのは
悪役なら可哀想と思わない
はずという認識だったから。

(実際は憐みが沸いてしまう)

大手事務所の大物俳優のため
降板も不可能です。

仕方ないので脚本や演出の
変更で何とか乗り切ろうと
頭をひねるスタッフ陣。

「外科医の役をやった時は
手術シーンをどうしてたんだ?」

→人を治そうという思いで
挑んだので平気だった、
という大石さんの発言に

では「医療行為」として
やってることにしよう、と
トキはマッドドクター的
キャラ付けをされます。

自分のために脚本も変える
現場の気遣いに応えようと
大石さんも役者の本気を
見せます。

ところが折角大石さんが
ノってきたのに

過去回想シーンの撮影で

ケンシロウが慕う義兄に
しては人相が悪すぎる。

・子役が怖がって逃げる。

という問題が発生して……。

続きます。

井上まい『大丈夫倶楽部』その8(4巻感想3)

第60話はもねのへそくりの
40万円の話。

あんな性格でよく
貯められたと思ったら……。

過去回想で弟の九くんが
もねがナマケモノの顔の
キーホルダーを長年愛用
してるので好きなのかと

(移動動物園が近くに
来てるから)
ナマケモノ見れるよと
教えてくれたところ

もね「ナマケモノとか
急に何?」

弟「……?! !?
ずっと持ってる物
なのに……!?」

母が説明するまで
すっかり経緯を忘れて
いる……。

ナマケモノのマイペース
っぷりを目にしたもねは

もね(いいんだあ それで
やりたいようにやれば 
それで)

感銘を受けて
実家暮らしから
家を出る方向へ
動き出します。

人生も気持ちも停滞していた時に
前を向いて進むきっかけを貰い、

以降、ナマケモノはもねにとって
大事な推しになります。

現在はナマケモノ
種類にも詳しくなって
熱く語れるように……。

(なお酒の席でやらかす)

61話はアキラとユキオの
ほのぼの話。

渡したいものがあると言って
呼んだのに、何を渡すのか
ド忘れするアキラ。

ユキオ「そういう時は直前の
行動を順番に遡ってく
ようにしてるよ」

一緒に買い物して、
アパートでユキオが
風呂を借りて……
仲良しだな(ほっこり)

「あのカード」のことは
思い出したけど、どこに
あるか思い出せません。

夕飯代を割り勘にするから
レシート見せて、と
ユキオの発言でようやく

財布の中に入れたと
思い出します。

「大丈夫になったらポン!」
としか書いてないのに
(あと名前と○枚目)

ユキオ「ワー楽しそう!
何を押そうかなぁ」

事情を説明する前から
もう気に入っている……。

かくして「大丈夫倶楽部」
会員証はユキオの手に。

もねの知らぬ間に
会員が増えた……。

この回では、おっとり能天気な
ユキオをアキラがフォローしつつ、

微笑ましい二人の日常と
関係性が描かれています。

もねとの出会いでは刺々しい
態度でしたが、本来は
面倒見が良くて律儀な性格。

こんな人が「たった一人
地球から離れてずっと
宇宙をさ迷いたい」とまで
思いつめる事情が気になる……。

続きはまた後日。