昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

井上まい『大丈夫倶楽部』その8(4巻感想3)

第60話はもねのへそくりの
40万円の話。

あんな性格でよく
貯められたと思ったら……。

過去回想で弟の九くんが
もねがナマケモノの顔の
キーホルダーを長年愛用
してるので好きなのかと

(移動動物園が近くに
来てるから)
ナマケモノ見れるよと
教えてくれたところ

もね「ナマケモノとか
急に何?」

弟「……?! !?
ずっと持ってる物
なのに……!?」

母が説明するまで
すっかり経緯を忘れて
いる……。

ナマケモノのマイペース
っぷりを目にしたもねは

もね(いいんだあ それで
やりたいようにやれば 
それで)

感銘を受けて
実家暮らしから
家を出る方向へ
動き出します。

人生も気持ちも停滞していた時に
前を向いて進むきっかけを貰い、

以降、ナマケモノはもねにとって
大事な推しになります。

現在はナマケモノ
種類にも詳しくなって
熱く語れるように……。

(なお酒の席でやらかす)

61話はアキラとユキオの
ほのぼの話。

渡したいものがあると言って
呼んだのに、何を渡すのか
ド忘れするアキラ。

ユキオ「そういう時は直前の
行動を順番に遡ってく
ようにしてるよ」

一緒に買い物して、
アパートでユキオが
風呂を借りて……
仲良しだな(ほっこり)

「あのカード」のことは
思い出したけど、どこに
あるか思い出せません。

夕飯代を割り勘にするから
レシート見せて、と
ユキオの発言でようやく

財布の中に入れたと
思い出します。

「大丈夫になったらポン!」
としか書いてないのに
(あと名前と○枚目)

ユキオ「ワー楽しそう!
何を押そうかなぁ」

事情を説明する前から
もう気に入っている……。

かくして「大丈夫倶楽部」
会員証はユキオの手に。

もねの知らぬ間に
会員が増えた……。

この回では、おっとり能天気な
ユキオをアキラがフォローしつつ、

微笑ましい二人の日常と
関係性が描かれています。

もねとの出会いでは刺々しい
態度でしたが、本来は
面倒見が良くて律儀な性格。

こんな人が「たった一人
地球から離れてずっと
宇宙をさ迷いたい」とまで
思いつめる事情が気になる……。

続きはまた後日。