昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

井上まい『大丈夫倶楽部』その4(3巻感想)

第三巻、本日発売です!!

記念に語ります。

詳細はボカしますが、
ネタバレにご注意ください。

あらすじ:現実社会が生きづらい
タイプの主人公、花田もねは

自分を大丈夫にする(=精神を
安定させる)活動をする
「大丈夫倶楽部」を作り、

友人の芦川さんと日常の
ささやかな楽しみを全力で
味わっていた。

実は芦川さんは宇宙生命体で
人間がほっとした時に発する
「安定物質」を生命維持に
吸収していた……。

というのが本作の特異なところ。

芦川さんの正体はムーミン
着ぐるみみたいな姿ですが、

大半の人には普通の人間に
見えているようです。

今回はもね以外のキャラにも
スポットが当たります。

・クモがきっかけでもねが
芦川さんの自宅へ。

・苦手だったが仲良くなれた
同僚の海野さんの家へ。

娘さんのお気に入りアニメを
紹介されて盛り上がる。

・このアニメの制作に、
もねの学生時代の先輩が
関わっていました。

・先輩からグループ展の
案内状を貰い、そこで
以前出会った謎の美青年・
幸生に再会します。

(夜中に人の家のベランダに
飾ってあるダーツに向けて
包丁を投げつけ、プレゼントだと
言っていた人物)

・ダーツの持ち主が今回、
何かともねと出会う感じ悪い
イケメン、アキラだと判明。

アキラは子供時代に訪れた
「芦川探偵事務所」を
探して歩き回っていました。

今回、もねもそれを
知ることになります。

※探偵事務所は既に建物
ごとなく、探偵の芦川
さんは、個人情報など全てを

今の「芦川さん」に譲って
行方不明になっています。

そんなことを二人が知る
由もなく、もねに芦川さんと
いう知り合いがいると聞いて

アキラはメッセージを渡し、
芦川さんがやって来る……。

折角だから続きます。

ところで個人的に好みなキャラが
もねと芦川さんの共通の友人、
玄郎さん。

芦川さんの栄養素「人の安定
物質」を玄郎さんは常に
拡散してるため

一緒に居続けると丸々と
肥えてしまうレベル。

温厚で癒しオーラを完備した
長身のメガネ男子……。
完璧か!!(大絶賛)

ところでリオさんて何者?