昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

井上まい『大丈夫倶楽部』その6(4巻感想1)

第4巻、本日発売です!!

記念に語ります。

詳細はボカしますが
ネタバレにご注意ください。

あらすじ:

独特な感性の主人公のOL、
花田もねは、友人の
「芦川さん」と心が安定する

「大丈夫倶楽部」を設立して
活動中。

活動内容は落ち込んだり、
疲れた時に自分を取り戻すために
ささやかな幸せを味わうこと。

そんなほっこり日常モノと
並行してSF要素が入ってるのが
本作の特徴。

実は「芦川さん」は生物の
心が安定した際に発する
「安定物質」を糧にする
謎の宇宙生命体。

ムーミンの着ぐるみのような
姿が本体で、人によっては
その姿のまま見える人がいます。

その一人が本物の芦川さん(探偵)で
全ての個人情報を「芦川さん」に
譲って行方不明中。

今巻ではもう一人、女子高生の
翠ちゃん(表紙の子)が
正体を知る人として登場します。

4巻冒頭では、アキラが
ずっと探していた「芦川さん」と
遂に再会。

人との関わりを避けたいために
感じ悪い態度を取ってましたが

再会した際に芦川さんをハグして

アキラ「俺もあの時 
そんくらい驚いたなって」

(初対面の時にいきなり握手され
驚いたお返し)

芦川さんをずっと探して
いたのも、昔世話になった
お礼をしたかったからだし

本来はこういうお茶目で
律儀な性格なんでしょうね。

茶店のオーナーが探偵芦川
さんと古馴染みで、別人なのは
あっさりバレましたが

このエピソードでアキラには
「芦川さん」は人間の姿に
見えていることが判明します。

たった一人で宇宙の彼方へ
あてもない旅をしたいと望み、

本気で天文学を学んでいる
彼でさえ「芦川さん」の
正体は見破れないのか……。

そして話は一旦、もねの日常話に。

55話では、もねは夢の中に
「アルバイト」「あきたら」と
いう文字が何度も出てくる→

深層心理で転職を望んでるの
かもと「芦川さん」に相談
します。

芦川さんと話すうちに

高校生の弟が進路を固め
はじめてたり、

アキラや魚住先輩が夢を
追ってるのが羨ましいのかも……。

そう気づくもねでしたが

オチが酷い(褒め言葉)

続きます。

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