昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』その48(25巻感想4)

第307死は古の
吸血鬼たちの話。

“日食の大鴉”
“屍商人”
“不滅の炎”
“揺らぐ影”
“氷笑卿”
“白銀の狼”

そんなカッコいい二つ名の
高等吸血鬼たちが揃って
千葉の某テーマパークへ。

(目的は父様がドラルク
妻ミラと一緒に行きたいので
予行練習)

「舞浜まで来ておいて
なんだがふざけるな」

最近呼ばれるたびに
ろくなことにならないのに
毎回全員来てくれる
彼らの律義さよ……。

Y談おじさんも誘ったけど
バイトがあるから断られたと
いうのは伏線。

折角来たからには

エルダー「人間どもが
間抜け面で馳せ回るのを
ここぞとばかりに
あざ笑ってやろう」

イシカナ「我ら古き高等
吸血鬼の格の違いを
人間どもに見せつける時!」

→人の多さとパーク内の
様々なルールに翻弄される。

見事なフラグ回収です。

ヴェントルー「人間どもの
方が我々に傅いて
合わせるべきなのだ!」

ノース「その思考で
何度コケるんだ」

(ドラウスまで同じ思考とわかる)

一人ツッコミ役の
ノースの苦労がしのばれる……。

元人間のノースと
生まれつき吸血鬼の血族の彼らとの
違いなのかも……と思いつつも

エルダーは仲間が泣いて
抗議するのを面白がってます。

ディックはエロ妄想があれば
幸せなので、この二人が一番
人の世に適応してるのかも。

一方、着ぐるみのマスコットに
絡まれて恐怖する父様……。

それでもなんだかんだ
楽しくなってる父様たちの前に

着ぐるみに化けて
人間を襲おうとする
吸血鬼が出現。

秒で退治され、テーマパークの
お姉さんがアドリブで
ゲリラ・ヴィランショーと
いうことでフォローします。

野次馬の拍手を受け、
お姉さんからも感謝され
満更でもない父様たち。

ドラウス「愚かな吸血鬼から
人間社会を庇護してやるのも
我等の務めだ」

ちょっとカッコつけてる
ところに先程の本物の
着ぐるみがやって来ます。

「今度は胸を張って写真を」

→見覚えのある杖が光る。

一コマも顔が出ないのに
オチをかっさらうY談
おじさんが美味しすぎる。

続きはまたそのうちに。

おじさん、結構父様たち
大好きですよね……。