31話は主人公さとこの
上司、唐さんの過去話。
酒の席での会話から
ふと、独立前の出来事を
思い出します。
昔々、唐さんがバンドを
やってたのは2巻でも
語られてました。
(さとこが病気で仕事を
続けられなくなり、時短で
しか働けなくなった後、
唐さんの事務所を紹介
した元上司はかつての
バンド仲間)
プロへの道が見え、
仕事を続けるか音楽を
取るかの二択を
迫られた唐さんは
活動休止中の憧れの
ミュージシャンが
地元で店をやってると
ネットで知って訪ねて
行きます。
店はもう辞めてると
聞いてショックを受けますが
泊まった宿など地元の
同級生の粋なはからいで
本人に会えることに。
31話では憧れの人から
現状を聞く唐さん。
「音楽と生活に
境目なく
普通に生きて
時々燃える……
みたいな」
唐さんは3巻でも
部下の巴沢さんへの
アドバイスで
唐「スタイルを持つ
人間ってこう……
揺るぎない強さを
持っているでしょ」
「そのくらい
どっしりと
いきたいよね」
と言ってるので、
唐さんが欲しかったのは
プロの肩書でなく
そういう強さだったん
でしょうね。
さとこをいい感じに
褒めてくれたりと
折角カッコいい話
だったのに、
元同僚の女性で
今でも仕事のつきあいが
ある青葉さんの一言で
オチが……。
(同僚にしょっちゅう
事務所に行ってることを
勘ぐられたせいもあるけど)
青葉「私は嫌だわ
あんな自分に
大忙しな男性」
揺るぎないスタイルの
持ち主は、男女問わず
自己完結しがち(しみじみ)
33話ではさとこが
大家さんの部屋に行くと
何やら席が設けられて
いました。
ひきこもり青年・
八つ頭くんがファミレスで
女性と談笑していたこと、
女性の方から声を
かけてきたと聞いて
さとこ「いや それ
絶対に勧誘でしょ
マルチとか宗教とか」
司「友達だと言い張るので
だったら紹介してって
ことになって
これから来るんです
二人で」
一緒にその人をジャッジ
してくれと言われて
困惑するさとこでしたが
もう来てしまい……。
話を聞いてみると
反橋「八つ頭さんと
話していると
楽しくて時を忘れます」
続きます。