昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

原作:三条陸/漫画:芝田優作『勇者アバンと獄炎の魔王』その16(9巻感想3)

35話ではフレイザードの
プロトタイプとも言える
岩の魔物グランナードと
レイラとの戦い。

冒頭、アバンとの
戦闘中に

「オレはこの城と同じ
花崗岩から生み出された」と
本人が説明。

地底魔城にいる以上、
グランナードが圧倒的に
優位と読者に語られます。

グランナード「無限の
武器庫の中にいるような
もんだからなあ!」

ところで

「番人ならこの先に
立派な奴が立ってるぜ」

(禁呪法で生まれた魔物は
造り主の感情の影響を
強く受けるので)

一応ハドラーはバルトスを
髙く評価してはいるん
だな……。

「じっと挑戦者を
待ってるなんざ
オレの性に
合わねえんでな!」

コレはまさにハドラーの
性格そのもの。

しかしハドラーが死の
恐怖を知ったことで
本人は認めたがらないが
臆病になる

→結果、生まれた魔物が
ヒャッハーな性格って

ああいうタイプは内心、
自信も余裕もないから
イキがって見せてるの
かもしれませんね。

アバンの言葉から
何かヒントを得た
レイラは

レイラ「……アバン様
私に策があります」

アバンを先に進ませる
ために一人残り、

勝ち目の薄い戦いを
引き受けたかに
見えましたが……。

レイラ「……おあいにく様
ここなら私も
全力で戦えると思うわ……」

「本性を出して暴れても……
誰も見てないもの!」

久々の「影女」キターー!!!

36話冒頭では回想
シーンで父親から

(回復、攻撃呪文の
威力を増す宝具
「聖なる杖」を渡して)

「杖は我が娘
僧侶レイラに」

そしてトゲの付いた
ナックルを

「これは村を守り
続けてきた乱暴な
影女に贈るものだ」

僧侶の父親が「乱暴な
影女」を否定せず
認めてくれていて

相手が真の邪悪、
外道に出会ったら

(影女よ 遠慮はいらん
ぶちのめせ!)

→レイラ反撃開始って
流れがスカッとします。

ヒャッハー野郎の
グランナードが

(なんなんだよ 
この女 ケダモノかっ!?)

って戦慄&ドン引き
なのが面白すぎる……。

しかしグランナードも
反撃に出ます。

一方、城の外で魔物と
戦っていたフローラ姫
たち援軍は

ひと段落したので
アバンたちと合流するため
移動を開始。

続きます。