昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

原作:三条陸/漫画:芝田優作『勇者アバンと獄炎の魔王』その15(9巻感想2)

戦闘中(何かおかしいな?)と
思っても構わず突進したら
敵味方問わず死亡フラグ

奥儀が二段構えと知る
由もなく、無防備に
突っ込んでしまった
キギロは……

ロカ「オレの勝ちだ
キギロ」

しかしキギロは、呪いは
自分が死んでも消えない

もうキミは長くは生きられ
ないと勝ち誇りますが、
ロカの返答は(秘密)

わずかな満足感すら与えられず
完膚なきまでに打ちのめ
されての敗北、消滅……。

これが似合うのがキギロと
いう悪党キャラでした。

長いのもあってあえて
台詞は書きませんでしたが

本来、ロカは原作では
既に死亡しているキャラで
回想シーンにしか出て
きません。

それが今回のスピンオフで
こんなにも愛すべき人物
だったと判明して

マトリフの原作での台詞

マトリフ「アバン……
ロカ……いい奴はみんな
死んで……」

が、改めて古参ファンの
涙を誘います。

もっとレイラやマァムと
一緒に時を過ごして
ほしかったよ……(泣)

一方、先を進むアバンと
レイラを待ち受ける
地獄の門番バルトス。

ふと殺気を感じて

バルトス「何奴だ!
出てこい!」

???「ウヒョオ!
怖え 怖え!
冗談だよォ」

姿は登場せず、この時点では
声だけの魔物は

「今 まさに勇者を
ブッ殺すために
誕生したってわけよ!」

言いたいことだけ言うと
名前を訊かれても答えず
去っていきます。

バルトス
(禁呪法で生み出された
魔物は 創造主の感情の
影響を強く受けるという……

あのような品の無い
物言いの魔物を
ハドラー様がお造りに
なったというのか?)

そしてそんな魔物を
急遽作ったということは
ハドラーは自分を信頼して
いない……

そう気づいて愕然とする
バルトス。

原作ファンならこの後
どうなるか熟知してる
わけですが、
その布石が着々と……。

そしてレイラは地中から
突然出てきた腕に足を
捕まれ、吊り上げられます。

岩の魔物
グランナード登場!!

物言いという顔といい、
本編のフレイザードの
プロトタイプといった
感じです。

実際、表紙カバー
折り返しの原作者
コメントでも

「アイツ」っぽいやつです!(笑)

と、書かれています。

続きはまた後日。