昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

三条陸・芝田優作『勇者アバンと獄炎の魔王』その4

第4巻、発売中です!

記念に語ります。

詳細はボカしますが
ネタバレにご注意ください。

ネタバレ:ロカとレイラ、
ブコメ中。

マトリフ(もう めんどくせー
とっととくっついちまえよ
おまえら……)

全読者とマトリフの
心が一つになった瞬間。

もちろんそれは物語の緩急の
「緩」エピソードの一つ。

本編では遂にハドラー自ら
勇者一行のパワーアップ具合を
試しに来ます。

(レイラと戦ってみて)

ハドラー「いい動きだ
上玉の仲間が増えてきたな
アバン」

「せめてもの情けだ!
我が手で華麗に散れ
勇者よ!」

ハドラーはアバン先生、
好きすぎでは……?

(腐った意味でなく)

そしてハドラーに
話しかける謎の声が……。

ヒント:死の大地。

あの像、頭だけだと
より永井豪作品っぽい……。

折り返しカバーの
三条さんコメントが

「ハドラーも敵側の主人公として
物語を牽引してもらいたいと
いう意味でタイトルに魔王も
入れた」(意訳)

ハドラー好きにはなんと
嬉しいお言葉……!!

ハドラー「『気持ち』だと?
くだらんッ!」

この当時はアバンの言葉を
一笑に付してますが

やがてはあの熱い名セリフを
言うまでに変わるのですね!!

「最後の最後まで絶望しない
強い心こそが アバンの使徒
最大の武器ではなかったのかっ!!」

その過程には三流魔王
時代とか色々あるわけですが

本作のハドラーは確かに
原作より若い感じしますね。

部下たちも互いに仲良しで
敵に敬意が払えるキャラだし……。

キギロとバルトスのやり取りも
少年マンガ的熱さがありますが

ブラス「おお!見事に
育たれましたな」

キギロ「いい気分ですよ
ブラスくん! キミは
ホントにいい奴だ」

どっちもゆるキャラっぽさが
あるので、なんかほのぼの
してる……。

キギロは野心家だし、
卑怯な手も使う
キャラなのに、

味方にはちゃんと
「お世話になりました」と
言えるから妙に憎めない
とこありますね。

マトリフさんの師匠も出る
ようですし、次巻も楽しみです!

まぞっほさんの話題も
出ましたが、この頃は
何やってるんでしょうね?