昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

原作:三条陸/漫画:芝田優作『勇者アバンと獄炎の魔王』その18(10巻感想1)

アバンの強さに賞賛を
送りながらも、負ける
ことはできないと
奮起するバルトス。

バルトス
(失ったハドラー様の
信頼を取り戻さねば!)

実はハドラーが失ってるのは
信頼ではなくて「自信」

だから自分が作ったり、
選び抜いた部下さえも
信じられなくなってる
わけですが

それを知る由もない
バルトス父さんが
哀しい……。

アバンが勝つために
選んだ戦法は、まさかの
力技。

少年漫画の決戦シーンで
主人公かメインキャラの
選んだ戦い方に

相手から「バカな」が
出たら勝利フラグ。

バルトス
「……潔き男よ
敵として会いたく
なかった」

敵の立場であっても
強さを認めた相手への
敬意と賞賛を惜しまない、

それもまたハドラーが
失ったもの……。

敗れたバルトスは

バルトス
(もはやこれまで!
お許しを ハドラー様!)

覚悟しながらも

(…………
……ああ……
ヒュンケル……!)

この時点から涙が
止らなくなりました。

原作知ってる人は
ぜひ読んでほしい!!!

ここからあの名場面

(星のメダルを指さし)

アバン「それは明らかに
子供が作ったもの……」

「まさかとは思ったのですが
あなたにも家族が と
……一瞬そう考えたら……

斬れなくなりました……!」

続く38話サブタイトル
「おお勇者よ」は

バルトスの感嘆の
呟きであると同時に

旧アニメ版OP「勇者よ
急げ」の歌詞の一部でも
あります。

しかも直前の「きみは
倒れた敵に手を差し伸べ 
許すだろう」は
ヒュンケルが映ってます。

バルトス
(……ワシの負けだ!
力だけじゃなく……
心においても!)

バルトスはアバンに
懇願します。

アバン
「ヒュンケル……
でしたね?

魔王に勝つことが
できたら 私が
その子を育てます」

地獄門を開けてもらう際、

アバン「ありがとう
そして……許して
下さい」

今倒さなくても、
ハドラーが死ねば
創造物であるバルトスも……。

バルトス
「気にすることはない
息子さえ人間の世界に
帰れるのならば

もはや一片の悔いもない」

「お主との勝負も
含めて すべてな!」

父さん…………!!!(号泣)

そりゃヒュンケルも
引きずるわけだよ!!

続きはまた後日。