昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

原作:三条陸/漫画:芝田優作『勇者アバンと獄炎の魔王』その10(8巻感想1)

第8巻、発売中です!

記念に語ります。

詳細はボカしますが
ネタバレにご注意ください。

念のため解説:

ジャンプのレジェンド
作品の一つ『DRAGON 
QUEST ダイの大冒険』の
スピンオフ。

本編では回想シーンでしか
出なかった、アバンの
勇者時代を描きます。

いよいよ最終決戦!

第29話はハドラーの
地底魔城への潜入作戦。

呪文封じの仕掛けがあるのか
移動手段は歩きのみ。

しかし人間の足で行けるルートは
魔族側も把握してるはずで……。

一方、魔城ではガンガディアが
ハドラーに城から動かないよう
進言していました。

ハドラーが応じたことに
内心驚くガンガディア。

いつものハドラーなら
勇者との最終決戦には
直々に出たがるはず……。

この回の見所の一つが

幼いヒュンケルと
ハドラーの会話シーン。

子供時代のヒュンケルが
作劇上、意外な役割を
果たします。

ガンガディアの策を取り入れた
ことと合わせて、封印時の
死の恐怖にハドラーが
蝕まれている演出です。

なお表紙カバー下にも
子供ヒュンケルがいますよ。

ガンガディアは夜襲を
掛けますが、勇者一行には
通じず。

ハドラーらしくない、と
気付くアバン。

そしてこの回の見所の
二つ目は

人間側の援軍も集結!!!

主人公側が絆を育んできた人たちが
頼もしい味方として駆けつける
展開、いつ見ても胸熱ですね!!

前もって日時を報せて
キメラの翼を配ったりと
マトリフの下準備も
流石です。

そして援軍には故郷カール
騎士団と、王女フローラの
姿も……!!!

マトリフ「“色々楽しみに
してな”と言ったはずだぜ
色男……!」

なかなか粋な計らいですが
「抱擁くらいしろよ」とか
余計なことを言っちゃうのも
マトリフらしさ。

ロカ「ヤボだな 言葉が
いらねえ間柄ってのも
あんだよ」

マトリフ「けっ オメーに
そんなこと言われる日が
来るとはな!」

ホントだよ……!
(しみじみ)

和みシーンでもあり、
ロカの成長をさりげなく
印象付ける伏線でも
あります。

続きます。

アバン先生の家の執事さん、
本当に何者なの……?