昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

原作:三条陸/漫画:芝田優作『勇者アバンと獄炎の魔王』その14(9巻感想1)

第9巻、発売中です!!

記念に語ります。

詳細はボカしますが
ネタバレにご注意ください。

ネタバレ:おまけ4コマは
旧ハドラー配下の活躍を
眺める親衛騎団たち。

ガンガディアとシグマが
会ったら、絶対ウマが合った
でしょうね(ドヤァ)

冒頭33話は前巻の続きで

キギロVSロカ

ですがその前に
バルトスとハドラーの
会話から。

ハドラー「…………
バルトスよ おまえは
オレのために死ねるか?」

バルトス「無論でございます」

即答するバルトスですが
このやり取りから一抹の
疑念が生まれます。

わざわざ訊きにくるって
ことはねぇ……。

一人でキギロを相手すると
宣言するロカを止めようと
するアバン。

レイラはその腕を掴んで
先へ行くよう促します。

ロカを置いていく決断が
最も辛いのはレイラです。

アバン(仲間たちの決意に……
私は応えなくてはならない!)

改めて内心で誓うアバン。

キギロとの攻防の中

キギロ「こないだ戦った
時より更に攻撃が
鋭くなってるなあ

人間って雑草みたいに
伸びるのが早いよね
妬ましい」

褒めつつも呪いの影響で、
ロカの力が鈍っていくことを
説明します。

しかし何度でも立ち上がって
くるロカ。

キギロ「アバンの一味は
アレかい?相手を苛立たせる
喋り方の講習会でも
開いてんのか?」

めちゃくちゃムカついてる
のはよくわかった……!

ロカの台詞から、
故郷カールで奥儀を
会得したことがキギロと
読者に明かされます。

ロカの強さと覚悟を前に

キギロ「……ロ……
なんだっけ?
キミの名前だよ戦士クン」

と、初めて名前を尋ねます。

「見下しきってた敵の
名を改めて尋ねる」=
相手を認めたという意味で

少年漫画としては
王道の名シーンのはず
なんだけどなぁ……。

キギロ「粉々になった
敗残者の名前くらい……

ボクが覚えといてやらないと!
可哀想だからなァァッ!!」

最大の憎悪と死亡フラグ
まとって突っ込んでくる
キギロ。

怒髪天を突く、を
体現したような姿とも
言えますが

邪悪な「ゴンさん」に
見える……。

※対ピトー戦で一気に
成長した時のアレ。

続きます。