昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

榛野なな恵『Papa told me』その20(休日の過ごし方回)

今の気分にぴったりな
回があったので、
これを語ります。

ココハナ版2巻
第1話「サンデー
ポートレイト」

大雑把に解説すると

・お父さんが留守の
知世ちゃん

・お父さんの担当、
北原さん

・知世ちゃんの叔母、
ゆりこちゃん

この3人のとある
休日のお話。

今回のモノローグの

誰にも会いません

誰とも話しません

今日は私は

私とだけ仲良くするの

が、大好きです。

九州女の正月って親戚の
お世話とか給仕とか
洗い物とか……(疲弊中)

冒頭は知世ちゃんの
お留守番の理由から。

(講演予定の作家が急病で
お父さんに代理依頼)

ゆりこちゃんは深夜、
同僚たちと帰宅する
ところから。

北原さんは上司に譲って
もらったチケットで
オペラを後輩と観劇。

北原さんの休日の
過ごし方を質問する
後輩に

「明日は家にこもって
終日一人でひっそり
過ごすことでしょう
いつものように」

後輩「えーー
クラいーーー」

先輩相手に脳直で無神経
発言する相手にも

ちゃんと真面目に話して
くれる北原さんは聖人。

休日には家事の他に
何かしら手作りしてる
理由を

(意訳)

仕事には満足してるけど
時々、自分が本当に
憧れたり、

見つけたかった
ものは何なのか
わからなくなる→

それをちょっとした
手仕事をすることで

「心のおもむくままに
作ってると どんな
とるに足りないものでも

思い出すための一つの
手がかりになるような
気がするから」

「はぁ……」とよくわからない
感じの返事をしつつも

「じゃあお守りみたいな?
お手製の」

と返した後輩は
なかなか見所がある
(上から目線)

その頃知世ちゃんは
朝ごはんにココアと
ドーナツという

お父さんがいたらまず
止めるメニューを満喫。

DVD7枚セットの
作品を一気見します。

自宅で寝ていたゆりこ
ちゃんは、友人からの電話で

もう午後3時と知って
ショックを受けます。

友人とのやり取りから
ふと

ゆりこ「好きかも 会社」

そう改めて気づくのでした。

三者三様、充実した
独り時間を過ごすだけの
エピソードなんですが

それが実に本作らしくて
いいんだ……。

続きはまた後日。