昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

井上まい『大丈夫倶楽部』その13(5巻感想4)

81話はユキオの話。

有名画家のモデルを務める
ユキオですが、

スケッチ中の画家に
「やけに気が沈んでるな」と
言われます。

ユキオ「……僕……
気が沈んでるん
ですか?」

人に訊いてどうする……。

しかし画家の入鹿さんは
いい人で、

自分が貧しかった頃の
話を例に出して
分析してくれます。

入鹿「どうしようもない
飢えが続くと脳が痺れ
ちまって

腹ペコでいることが
自然なものと受け入れる
ようになってしまう」

「そんな具合に……
幸生さんも何かの
原因に慣れすぎちまって
るのかもな」

わりと深刻な話を
してるのに

ユキオ「……僕は
お腹が空いてるって
こと?」

3巻45話でアキラに

「おまえそんなでよく
今まで生きてこれたな……」

って言われるわけです。

仕事の帰り道、
ふとアキラのことを
思い出していると
ばったり会います。

※というか無意識に
アキラの近所の公園に
来ていた。

アキラの笑った顔を
見た途端、

ユキオ「あ~っ
しばらく会って
なかったからだぁ……!」

飛び跳ねて喜ぶユキオ。

夕飯を一緒に誘われ、

ユキオ「僕 いま
気落ちしてる?」

(満面の笑みで)

アキラ「ホント急に
わけ分かんねえこと
聞くよな」

「俺 幸生が気落ち
してるとこ あんまり
想像できないんだよな」

この回好きすぎる……
(ほっこり)

82話はもねのついてない
日の話。

吹き出物が出たり、
上司に怒られたり、

一つ一つは何でもない
ことでも、連続すると
ダメージも倍増。

昼休みにご飯食べつつ
落ち込むもね。

ふと目の前で食べてる
後輩の森さんは、一緒に
怒られた割には引きずって
なさそうだと

気持ちをコントロールする
秘訣を聞いてみます。

森「大変だ~って時は
自分が得意なこと
“だけ”見るように
してます」

→得意のタイピングに
一点集中して雑念を
締め出す、と話す森さん。

森「好きな人や物で
頭を埋め尽くすのも
いいですよ」

(大好きなナマケモノ
思い浮かべるもね)

森さんはスマホ内の
推し画像を見せようと
しますが、昼休み終了。

実はリオくんはもねの
幼馴染みと知る日は
来るのだろうか……。

続きはまた後日。