昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

織里たばさ『暗殺後宮~暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい』その9(4巻感想4)

謎のワイルド系
イケメンが商人を
脅すようにして
売りつけた品は

本当に良品だったので
後宮に連絡が行き、
女官がやって来ます。

その馬車の御簾の隙間から
女官の顔を見た謎イケメンは……

???「そりゃ都を捜しても
いないわけだ 
逃がさねえぞ、陸慧」

その頃、花鈴は昇進試験の
際に指導してくれる女官を
探していました。

しかし花鈴が協力を
求めても断られるばかり。

見習い時代に教育係
だった陸慧(りくけい)
先生ならと訪ねますが……。

陸慧「私は王一族が
嫌いだ」

「もう王一族に心を
惑わされたくない」

とぼとぼ帰る花鈴の
後をつけた陸慧は

花鈴が野良猫におやつを
あげて、話しかける姿を
見ます。

(謎イケメンが抱き上げて
逃げられた猫でもある)

花鈴「君も一人ぼっちで
がんばってるんだね」

花鈴は何の情報も指導も
得られないまま試験に
臨みますが

試験内容は「一日、
その場から動くな」
というもの。

次々に女官たちが失格
していく中、最後まで
残る花鈴。

花鈴(じっとしている
ことは暗殺者として
訓練されている)

おやつを貰っていた野良猫が
花鈴を見つけて頭に乗り、
ノミが撥ねまわっても
不動のまま……。

周囲の女官たちのざわめきを
聞きつけた陸慧も目撃します。

合格を言い渡された
花鈴の髪を洗って
やりながら

陸慧「私が間違っていた」

「私が嫌いな“王“と
あなたは違うのに」

花鈴「先生の嫌いな
“王”一族って……?」

陸慧はそれに答えず

「次の試験について
教えてあげよう」と
話をそらします。

花鈴が着替えに離れた
隙に、陸慧はイケメンに
攫われてしまい……。

「王晴」(おうせい)が
彼の名前のようです。

果たして何者なのか……?

巻末のおまけは

楽端が開発した化粧品で
花鈴にメイクしてあげる話。

花鈴は化粧=誰かに
化けるものという認識でしたが
楽端が彼女の良さを引き出す
メイクをすると……

女官たち「可愛すぎて
声かけにくいよ……」

となったのに

花鈴「みんなヒソヒソ
こっち見て笑ってて……」

なんだかんだ楽端は
花鈴を可愛がってるよね。
(ほっこり)

続きが楽しみです!!