昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

倉尾宏『北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝』その3(3巻感想)

※(原案)武論尊原哲夫

第3巻、発売中です!!

記念に語ります。

念のためあらすじ:

80年代放送のオリジナルドラマ
北斗の拳」の撮影を舞台に
役者とスタッフが奮闘する
コミカルなお話。

北斗の拳』という
原作漫画は存在しない
世界です。これ大事。

北斗本編を知ってる
人の方が楽しめますが

知らなくてもスタッフの
無茶振りやアクシデントに
ふりまわされつつも

成長していく若い役者たちの
物語として読んでも
面白いと思います。

今回は2巻から登場した
新キャラ、レイ役の嘉崎くんと

3巻冒頭からオーディションで
決定した新ヒロイン、マミヤ役の
二見さんがメインキャラとの
撮影に合流します。

オーディションの際に
二見さんが大型バイクの
免許持ってるとか
武器も使えるという発言に

優李(この人スケバン
やってたな?)

即座に察するのが実に
80年代前半だ……。

スケバンに過去、酷い目に
遭った優李は怯えてしまい、
本番で台詞が出ない大失態。

二見さんの気遣いで
トラウマを克服したら……。

(怯えて固まってる映像を見て)

監督「死んだ人間が生き返った
時の反応はこれだよ!!」

努力したのに……と嘆くのも
わかるし、演出上そっちが
良いと判断されたら仕方ない
のもわかる……。

マミヤの武器、刃の出る
ヨーヨーを受け止める
ケンシロウ、というシーンで

優李(世紀末の子供は
これで遊ぶのかな……)

内心思ってるシーンが
じわじわきます。

嘉崎くんの笑顔の表情が
固いと言われて苦戦してる際、

二見「……色々あると笑い方を
忘れちゃうんですよ」

何があったの!?

マミヤがレイに服を
裂かれるシーンの、

ちょっと肌が出た程度では
恥ずかしさは伝わらないと
監督に直談判して危険な
ワイヤー撮影に挑む二見さん。

男前……!と思うのと同時に

80年代なら女の裸も
ゴールデンで普通に
映ってたなぁ(遠い目)

今回の敵キャラ・牙一族
爆死シーンで、人形と
知ってても衝撃を受ける
俳優たちを前に

さやか「新人たちの
新鮮な反応いいわね……」

リンの姿で言われると
シュール……。

続きます。