昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

一二三『四十七大戦』その5(9巻感想)

第9、10巻、発売中です!!

掲載誌移籍に伴う単行本
出し直しなど諸事情あっての
久々の続きです!!嬉しい!!

というわけで語ります。

念のため大雑把に解説:

擬人化した都道府県
(=ゆる神)たちが
新たな日本の首都を
目指して能力バトル。

能力=県の名産品や特徴。
そのためバトルシーンは
なんともシュールな面白さ。

主人公は鳥取県

今巻は鳥取さんが戦う
シーンはありませんが

愛知&岐阜VS石川&富山の
タッグマッチが見所です。

※神同士の絆で発動する
技(タッグスキル)での

石川&富山「百姓一揆
(ヒャクショウ×リベンジャーズ)

愛知・岐阜「第六点魔王 
(デス・ホトトギス)降臨」

ネーミングセンスも秀逸。

この戦いを制したのは……(秘密)

物語序盤ではゆる神の
中で最弱だった
鳥取さんでしたが

戦ううちに仲間を得て、
今や最大勢力の盟主に。

現在傘下&同盟相手は
同じ中国地方の島根・山口・
広島に九州地方、

四国は高知以外。

(高知さんは東京さんに
敗れて関東勢力圏に)

北海道と新潟まで
その勢力下に
収めています。

短期間でそこまで
のし上がれば、
そりゃ良くも悪くも
注目されるでしょう。

今回は鳥取さんだけでなく
人間側の意見=メディアや
SNSの言葉にゆる神たちが
影響を受ける姿が描かれます。

鳥取さん「俺は もうただの
砂場県じゃない

“大都会”鳥取県
なんだと──」

豆知識:鳥取県庁の
職員はラクダ出勤。

(そんなバカな)と読者が
笑顔でツッコんだところで
炸裂する

マスコミの無責任な悪意……。

今まではろくに注目されな
かっただけに仕方ないと

仲間のゆる神たちも
注意しつつもきつくは
言いません。

(マスコミ対応を気にする
必要が今まであったのは)

北海道「特に三大都市
くらいじゃないかな」

福岡「ああ 東京と大阪と
おれさまくれぇだ」

広島(これは……
ツッコミ待ちか!?)

「三大」にこだわる必要ないよね!?
福岡は大都市だもん!!!
(九州人の叫び)

しかし落ち込んだ鳥取さんは
ふらりと外へ出てしまい……。

折角だから続きます。