※ネタバレが避けられ
ませんので、未読の方は
ご注意ください。
本作2巻では大国ルウムが
国境沿いに侵攻!?と
セオドラ女王(実はフィアンナ)
即位当日に国を揺るがす大事件が
発生します。
ルウム王国側の責任者として
登場したのがヒゲのおじさん、
「軍団長サウル・カダフ」。
多分初めて見る人が抱く印象:
(悪い人じゃなさそうだけど
油断ならない、曲者っぽい)
昔からの読者の感想:
(隊長さん!!この人が来たら
もう大丈夫!!)
出世したのではなく
「連れて行ける兵士が
少ないから
肩書きだけ大盤振る舞い
されてる」に10アウルム
(=ルウムの金貨)賭けます。
今はフィアンナ視点の
「敵の指揮官」の役どころ
なので厳しいイメージですが
本当は優しくて頼れる
おじさんです。
素の顔は『辺境警備』
本編を見るとわかりますよ。
昔はすごく美形だったのに……。
そしてふと気づく衝撃。
いつの間にか隊長さんより
年上になってる……!(愕然)
『辺境警備』本編が
ルウム復活暦998~1000年。
この時隊長さんは35歳。
7巻「星が生まれた谷」という
エピソードで、
ルウムの人々とは違う文化を
持つ、「忌地」と呼ばれる
過酷な土地に住む人々に
背高さんが移住を勧めています。
(この間の時間軸に
『東カール シープホーン村』)
『逃げる少女』が
ルウム復活暦1002年。
まだ彼らは忌地にいますが、
移住する計画は進行中でした。
『虚妄の女王』は
ルウム復活暦1005年。
遂に実行に移された
ようですね。
これからどうなるかは
完全に未知数です。
フィアンナはセオドラ姫の
仇を討つと固く決意して
いますが
今は彼女が「セオドラ女王」と
して振る舞わなくてはならず、
軽率なことはできません。
フィアンナ「自由に外に出て
動ける人が それも信用できる
人が必要だわ───」
ちょうど移民の中に混じって
お人好しで有能で、見た目も
エアドロム人と変らない
セスという青年がいてね……。
(『逃げる少女』主人公)
続きはまたそのうちに。
トライド王子とカイルの
出会いも楽しみです♪