昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

紫堂恭子『虚妄の女王~辺境警備外伝』その1

第二巻、本日発売です!!

記念に語ります。

詳細はぼかしますが
ネタバレにご注意ください。

『虚妄の女王~辺境警備外伝』
(20~)は、架空の王国
エアドロム王国を舞台にした
ミステリ仕立てのファンタジー
作品です。

辺境警備シリーズを
ご存知の人は話が早いですが
知らなくても問題はありません。

主人公のフィアンナは代々
王の護衛を担ってきた
武人の一族の首長の娘。

しかし剣の腕も未熟で
ドジっ子属性。

剣の師匠で幼なじみの青年・
アドマッドや、女性剣士の
リーダー格のマギーに
ため息をつかせていました。

それは本人も自覚して
いましたが、ある日
容姿が似ているからと

時期女王となるセオドラ
姫の護衛兼替え玉に
選ばれることに。

前王の死後、王子王女
たちが次々に不審死を
遂げていて、

この国は無政府状態
あるなど、不穏なフラグが
説明されます。

フィアンナと姫は気が合い、
仲良く過ごしていましたが

国民の前に姿を現す
必要があるイベント、
馬上試合の際に

姫が長年片思いしていた幼なじみ、
アルムールが現れたことから

姫はフィアンナに変装して
外に出て、殺害されて
しまいます。

騒動を避けるため、しばらく
フィアンナに姫の死は
伝えられませんでしたが
遂に知ることとなります。

ショックを受けるフィアンナ
前に謎の男が現れ……。

ここまでが1巻。

2巻では彼が前王の息子、
トライド王子で

セオドラ姫の後見人・
カルライグ伯と対立する
勢力から送り込まれた
護衛兼見張りだと明かされます。

またアムルーム本人は、
善良な貴公子のようですが

彼の父親もカルライグ伯を
追い落とす気でいたりと
油断ならない状況が続きます。

そんな中、遂にフィアンナ
「セオドラ女王」として即位。

ここで更に国境紛争が勃発、
事態収拾に向かったカルライグ伯が
行方不明……!?と波乱続き。

フィアンナとトライドは国の代表として
実権を持つカルライグ伯不在のまま、
曲者の敵国軍人と交渉することに。

戦争相手は大国ルウム。
懐かしい名前が出たと思ったら

隊長さんキターーーーー!!

折角だから続きます。