昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『ゴールデンカムイ』キロランケ

本日8月2日はキロランケの
誕生日です、めでたい!!

というわけでキロちゃんの
話を。

初登場は5巻。

父の昔馴染みだと
アシリパが懐いていた
陽気で豪快な
「頼れるおじさん」キャラ。

腕っぷしも強く、
日露戦争で工兵だったので
火薬の扱いにも通じた貴重な戦力。

改めて読み返すと杉元は
6巻でこうモノローグ
してました。

杉元(油断できねぇ 
危険な野郎だ)

結局それは正解でしたが
当時の読者視点だと

作中屈指の変態殺人鬼・
辺見の後に出たら大概の人は
まともに見えるよ……!!

しかもその後出るの家永や
親分&姫だし!
(インカラマッはともかく)

アシリパ父・ウイルクと
一緒に日本に来たという
登場時の話は本当でした。

馬好きで、八百長で負ける
予定の馬に騎乗して
勝たせたり、

熊に狙われてる馬を
小屋に引き入れたりと

馬好きなのは(後に
明かされる)タタール人の
ルーツがあるからか……。

後に「裏切り者がいる」
と作中でほのめかされた
時も、なかなか信じられ
ませんでした。

「実はロシア皇帝
暗殺犯のメンバー」

「極東の少数民族
独立のために戦っている」
って衝撃の正体すぎる……。

本名はユルバルス
タタール語で虎の意味)

18巻ではウイルク・
ソフィア共々鶴見中尉と
因縁があることが語られます。

若い頃は美女だったのに
ロシアンタイマー発動後の
ソフィアに

キロ「めちゃくちゃ
いい女になったな」

白石と尾形が背後で
何とも言えない顔してる
シーン、大好きです。

デブ専なのは昔から……。

今わの際にアシリパ
「思い出した」と言った時に

(良かった……
この旅は無駄ではなかった)

ほのぼのした回想シーンで
しんみりさせてからの

(いや結構無駄なことしたな)

って笑わせにかかるのは
本当にひどいと思う(大絶賛)

インカラマッを刺したり
ウイルク殺害を指示したりと
(実際に撃ったのは尾形)

色々やらかしてはいるものの
どこか憎めない人でした。

最期の回想に妻と子が
ちゃんと入ってるのがまた
泣かせます。

「最後まで見届けたい」って
言ってたのに……(合掌)