昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

曽田正人『め組の大吾~救国のオレンジ』(1巻感想)

第一巻、本日発売です!!

記念に語ります。

め組の大吾~救国のオレンジ』
(21~)は、『め組の大吾』の
続編。

新たな「大吾」こと十朱(とあけ)
大吾を主人公に、若き消防士たちの
活躍を描きます。

前作の大吾も、現場で何か
気になることを見つけて
ふらりといなくなっては

誰も予想してないような
要救助者や大事故一歩手前の
状況を発見し、

救助法も含めて周囲を
ぎょっとさせてました。

こっちの大吾もそんな感じ
ですが、違いは相棒の
斧田くんが常に傍で
フォローしてくれること。

(どこにいるか推測して
脱出用ロープや救急の人を
準備とか)

更に二人のフォローを
してくれるのがヒロインの
女性消防士・中村雪。

(二人の脱出口や脱出法の
確保など)

斧田くんは高校時代から
彼女に好意を寄せていますが
いつも空回り中。

雪も大吾もワケありの
過去があるらしく、
自分のことはほとんど
話しません。

そのため、好きな相手から
人間的な弱さ、有能さ、
リアクションが全て丸出しの
斧田くんが主人公っぽく見えます。

 天才の理解者でフォロー役で、
驚き役で三枚目も兼ねていて
恋愛要素持ち……ポップかな?

第一話は(冒頭数ページ除いて)
研修でしたが
第二話からはもう本番。

何がスゴイって

狭いところに潜るために
大吾が肩関節を外す→

新たに着任した斧田くん
以外、誰も驚いてない。
救助隊のみんな慣れすぎている……。

雪はまだ消防署勤めですが、
第一話では十朱・斧田と
苗字呼びだったのが

二話以降は名前呼びになってて
距離が縮まってる感じが
いいですね。

斧田くんと大吾もお互い
名前で呼び合ってます。

 なお前作のキャラで、本作にも
登場してるのはまだ甘粕くんだけ。

甘粕くんと山上さんが話してた
「平成スピリット」って

乱暴に要約すると
「不屈のド根性」とか
そういうものだと思うけど

「めちゃくちゃ」とか
「なんでもあり」も含むのでは……
と思ってしまうのは私が平成
ライダー脳なせいだけではないはず。

 これから彼らを待ち受ける国難とは!?

そして朝比奈大吾はどこに!?

続きが気になりすぎる!!!