第一巻、本日発売です!!
『勇者アバンと獄炎の魔王』(20~)は
『DRAGON QUEST ダイの大冒険』の
スピンオフ作品。
若き日の勇者アバンと仲間たちの
出会いと、魔王ハドラー率いる
魔王軍との戦いを描きます。
よもや令和になってダイ大が
再アニメ化したりスピンオフが
読める日が来るなんて……。
感想:三条作品は熱き王道。
そこがいい!
ダイ大好きにはたまらない
細かい設定が散りばめられて
います。
魔王時代のハドラーの配下に
ブラスじいちゃんや
バルトス父さんがいて
仲良さそうです。
小さいヒュンケルも出てます!!
(萌え転がりながら)
あの紙製の星のメダル、
見てるだけで泣きそう……。
ブラス(人間の子供を
育てる……か……
いやいやワシには
縁のない話よ)
手を振るヒュンケルを
眺めつつのモノローグですが
彼の行く先はデルムリン島。
黒髪の赤ん坊が流れ着くのは
ずいぶん先の話……。
第一話でアバンはフローラ姫を
魔王ハドラーから護った
ものの、
まともに戦うにはまだ
レベルが足りないと
親友ロカと共に修行の旅へ。
目指すは武術の神と呼ばれる
人物が住むという森の奥深く。
そこで魔物と戦闘中に
出くわした謎の「影女」
正体は実は(秘密)
攻撃・回復ができて
腕っぷしも強い女僧侶
レイラも登場。
(さすがマァムの母ちゃん……)
というのが端々に出てます。
出会ったばかりなのに
早速尻に敷かれてるロカ……。
ハドラー配下の敵幹部は
ブラスとバルトスの他に
人型の亜人面樹・キギロと
知的な参謀タイプのトロール、
ガンガディア。
ガンガディアは今のところ
ハドラーの傍らで話し相手に
なってる程度の出番ですが
キギロが「最初に主人公チームに
倒される強敵」らしい
凶暴さと卑劣さに満ち溢れた
実にいいキャラです。
「ボクのライフスタイルはーー
“しぶとくコソコソ
生き残る!”でしてね……!」
適度に強い小物キャラで
それゆえに油断も多く、
倒したらスカッとする
嫌な奴。
三条作品のこのタイプは
絶妙にムカつくから
素晴らしい……!!
続きも楽しみです!