昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

三条陸・芝田優作『勇者アバンと獄炎の魔王』その2

第二巻、発売中です!!

というわけで2巻感想を。

詳細はボカしますが、
ネタバレにご注意ください。

中扉の子供時代ヒュンケルの
無邪気な笑顔が尊い……。

後ろでバルトス父さんが
見守ってるのも含めて
切なくもありがたいシーンです。

本編の途中で気づいたけど
ヒュンケルが好奇心いっぱいに
つついてるコレって(秘密)

前巻のお話:勇者アバンと
その親友・騎士団長ロカは
魔王ハドラーを倒す旅の途中。

「武術の神様」ブロキーナから
教わった大地斬でハドラーの
側近の一人、植物系怪物の
キギロを倒したが……。

2巻冒頭ではキギロが種を
回収され、復活待ちの状態。

……そういう育ち方する
トマトとかありますね。
(目をそらしながら)

アバンたちは魔物を倒して
喜ぶ村人たちに早々と別れを
告げます。

村人の前では笑顔を保てても
体のダメージは宴に出れる
ような状態ではないこと、

魔王軍が自分たちを狙って
くるから長居しない方が
いいと話してるのを
陰から聞いたレイラは

二人と共に行くことを
決意します。

ロカ「なんでオレだけ
呼び捨てなんだよ!」

レイラ「自分が“様付けは
よせ」って言ったんじゃない」

なんか既にフラグが
成立しかかっている……。

アバンの方も故郷の
フローラ姫に手紙を
書いてるのが甘酸っぱい。

「お肌にいい果実」情報とか
一回はボケないと気が済まない
のがアバン先生らしい。

古代の遺跡に向かった
アバン一行の目的は……。

そしてロカに語りかける
あやしい本の声の主は……?

サブタイの「あぶない魔導書」
ってこのことか!

「頼みを聞いてくれたら
力を与えてやる」って
言い方が悪役っぽい。
笑顔もだし……。

しかもロカ本人にしか
聞こえないって、
原作知らない人には
罠としか思えないミスリード

詳細は言いませんが、
マトリフさんは昔から
世話好きなんだなぁ……。

このエピソードを踏まえると
本編でハドラーと対峙した時の

「数すくねえダチ」

「ロカ……アバン……
いいやつはみんな死んで」
(以下略)

この台詞にしみじみします。

続きはまたそのうちに。