昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

緑川ゆき『夏目友人帳』その5 依島さんについて

2月22日は猫の日です。
猫→ニャンコ先生という
連想で夏目話を。

25巻で再登場した
依島(よりしま)さんが
気になるのでちょっと語ります。

初登場は20巻80話。
妖のカカシの群れを名取と夏目で
祓うエピソードにて登場。

名取が彼を訪ねるのに同行し、
夏目が聞いた「とおかんや」
とは何かを教えてくれる
役割でした。

名取の説明で
・昔は的場一門と張り合える
祓いの一族だったが、今は廃業して
森の奥に引きこもっている。

・まだまだ力は持っている。
ことが語られます。

左腕を骨折してるように
包帯巻いて吊ってるのが
特徴。

腕は妖がなりかわってるとか
巣食ってるとか言われていて
詳細は不明。

名取にはつんけんしてましたが
博識で優しい一面もあるという
描かれ方。

依島「茶を飲んだら
さっさと去れ」

不機嫌全開でも迎え入れて
お茶出して質問に応えてくれる……。

夏目とのお互いの印象は

夏目(何かが気になる……)

依島「君の気配は……なんだか
不思議だ……」

(後で名取だけに)
「知っているような
知らないような
色んな気配がする……」

名取がレイコさんや
友人帳を知っているかと
聞きますが否定。

ただし返答に「ーー……」と
間があったし、名取に対して
素直に答える人ではないのは
確かです。

再登場は25巻。106・107話。

夏目は買い物の帰りに
古い友人を訪ねる途中だった
依島さんとバスの中で再会。

夏目がバスを間違えていたことも
あり、ついていくことに。

大学時代の友人の(自称)娘が
成人くらいの見た目だったので
本人の歳も40越えてるくらい?

(名取が「ああみえて結構
歳がいっている」と言ってるから
もっと上かも……)

本人は腕のせいで会いに行けず、
友人は病を知られたくなくて
手紙も出せずにいたものの

お互い心から大事な存在だったという
『夏目』らしい切ない話でした。

ゲストの3人娘にニャンコ先生
ビビリまくりという珍しい回でも
あります。

どこか夏目に近いものが
あるのは語られてるので

彼が何者であっても
また夏目と関わってくれると
嬉しいです。

夏目友人帳 20 (花とゆめコミックス)

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